“誰”・“どこ”みまもりシステム発売：介護施設での徘徊対策、位置情報付き呼出、各種施設での安全対策等

“誰”・“どこ”みまもりシステム発売
【介護施設での徘徊対策、位置情報付き呼出し、その他各種施設での安全対策等に】

　株式会社ナカヨ（本社：群馬県前橋市、代表取締役社長：谷本佳己、株式コード：6715、以下ナカヨ）は、携帯性に優れた小型・薄型の呼出しボタンや固定型発信機を利用して、介護施設内などで誰がどこにいるかを把握して通知するシステムを本日発売致します。
　施設利用者が施設の出入口に近づいたことや（離設通知）、呼出しボタンを押した位置を、スマートフォン／タブレットや多機能電話機、PHS端末に通知するシステムです。

[要望の多かった徘徊対策システムを商品化]
　ナカヨはここ数年、介護施設や高齢者住宅向け緊急呼出システムの販売に注力し、現在まで約3,000棟の納入実績を上げてまいりましたが、同時に各施設より多数ご要望を頂いていた徘徊対策システムの開発にも取り組み、このたび商品化の運びとなりました。
　基本的な利用形態は、呼出しボタンを施設利用者の名札ケースなどに入れて身に着けていただきます。施設内に設置した受信機で、呼出しボタンが定期的に発信する信号や、ボタンを押した場合に発信する信号を検知し、スマートフォン/タブレット（弊社開発のアプリをインストール）に位置情報と共に通知する仕組みです。
　商品化にあたり、呼出しボタンの身に着けやすさや低消費電力化、システム設置工事の簡易性など必要な諸条件を満たしながらも、各種施設の現場でご利用しやすい価格帯の設定をめざして開発を進めてまいりました。
　また、本システムは、ナカヨが従来から販売している緊急呼出システムと併設可能なシステムであり、施設利用者の利便性に合わせて導入が可能です。複合型介護施設などで各施設ごとに最適なシステムをご利用いただけることも大きなメリットです。

[スマートフォン用各種アプリケーション]
　スマートフォンを業務に活用されている施設にはスマートフォンから位置情報付きの呼び出しが行えるアプリを用意しました。　このアプリを利用する場合、固定型発信機を施設内の各所に設置します。スマートフォンのアプリは、固定型発信機が定期的に発信する信号を検知し位置を特定して通知します。　
　また、呼出しボタンを身に着けた施設利用者が、スマートフォンを持ったスタッフから一定の距離以上離れたことを通知するアプリも用意しました。施設の外でリクレーションを行なう場合や、散歩に出かける場合等に、施設利用者のはぐれ/迷子防止に利用できます。　尚、本システムは高齢者施設以外に保育園等での幅広い利用を想定しております。

[当社ビジネスホンシステムとの連携]
　離設通知や位置情報付きの呼出しは、「見守りアプリ」によるスマートフォンやタブレットへの表示の他に、当社製ビジネスホンシステムの、多機能電話機やＰＨＳ端末等への通知も行う事ができ、本システムとビジネスホンシステムの連携を可能とします。

【主な構成機器（ナカヨ開発品）の概要】
（1） 名称：呼出しボタン
　　　型番：NYC-BCON-TAG
　　　寸法：約35（W）×65（D）×4.6（H）mm
　　　電波(BLE)発信周期：1～10秒（初期値0.5秒）
　 　　電波到達距離　：20～30ｍ
　 　　主な特長：①小型・薄型のタグ形状
　 　　　　　　　　ネームホルダーに入れてもかさばらない
　 　　　　　　　②電池交換通知機能
　 　　　　　　　　電池交換忘れ防止
　 　　　　　　　③押ボタンにより呼出しなど各種シーンで利用可
　 　　　　　　　④抗菌仕様素材使用
(2) 名称：固定型発信機
　　 　型番：NYC-BCON-FIX
　　 　寸法：約52（W）×52（D）×9.5（H）mm
　 　 電波(BLE)発信周期：1～10秒（初期値0.5秒）
　 　　 電波到達距離 ：20～30ｍ
　　　 主な特長：①使用形態に応じて、柔軟な電源環境に対応
　　　　 　　　　　・ACを引いて電池交換不要とする
　　　　 　　　　　・ACを引けない場合、電池BOXで対応
　　　 　　　　②抗菌仕様素材使用

【システム価格】　オープン　　
　　　　　　販売価格（参考）　約25万円～（税・工事費別）
　　　 [最小システム構成：呼出しボタン10台、受信機1台、タブレット1台]

尚、以下展示会のナカヨコーナに出展を予定しております。
①「CareTEX関西2017」　2017/10/18（水）～10/20（金）
（場所：大阪市住之江区南港北1-5-102　インテックス大阪　2号館　小間番号 10-12）
②「つくばフォーラム2017」 2017/10/19(木)～10/20（金）
（場所：茨城県つくば市花畑1-7-1　NTTアクセスサービスシステム研究所（AS 研）構内小間番号　C-26）　　　　

注：上記リリースに記載の会社名、製品名はそれぞれの会社の商標もしくは登録商標です。

☆本ニュース・リリースに掲載されている情報は、発表日現在の情報です。発表日以降に仕様などの情報が変更される場合もありますので、あらかじめご了承ください。