震災翌日に、たまたまインフラ企業からの依頼で緊急支援物資を、代表自ら輸送し、仙台、盛岡を見てきました。震災直後の被災地を見て、感じたことがそれ以降19回のボランティア輸送につながりました。
物資はブログやツイッターで呼びかけ、関東周辺に無料回収し、4トントラック分が集まり次第、連絡を取り合っている避難所へ直接お届けしてきました。
今回は数えること20回目の節目であることと、時間の経過とともに支援内容も変わりつつある中、被災地を物資以外で元気つけたいとの思いから企画致しました。尚、この企画は被災地の仮設住宅地区の自治会長さま(写真)に先に相談し、「ぜひお願いします」とのお声により、最終決定致しました。
弊社では震災翌日の12日、被害状況(途中の道路状態、放射能等)が判明しない中、代表の私がハンドルを握り12日から14日早朝に帰社するまで3日に渡り、被災地各所をまわり、自分の目で見てその悲惨さに言葉を失いました。この時よりトラック事業者としての責任が強く芽生え、 以後08月05日まで、19度に渡りすべて私自身でハンドルを握り、避難所へ奉仕にて緊急物資を運びました。生かされた私たちにできることは、多くの亡くなられた方々の死を絶対に生かすために、「すべての日本人が自分事として捉えて頂き、いま、何をすべきか」ということを真剣に考え、現地から悲痛なメッセージを共有することだと思います。
中小企業経営者が集まる東京中小企業家同友会の大田支部に所属する若手経営者が、発起人の私の声掛けにより、被災地に100キロ級のカジキマグロを自分たちで釣って、その足で気仙沼の仮設住宅にお届けし、現地で解体ショーを行うというものです。釣りのポイントは伊豆諸島を計画し、1泊2日の行程で若手経営者5名前後が乗り込み、各自役割分担をします。カジキが掛かった場合、1時間前後のファイトをし、船に取り込み、氷締めにします。港に陸揚げ後、その足で気仙沼の仮設住宅に運び、解体ショーを行います。現地の自治会長は非常に楽しみにしておられ、仮設住宅に入居されている方々にも絶対喜んで頂けると話しておられました。解体ショーは被災地の調理人の方が行います。
スケジュール
●平成23年9月10日(予定) 横浜ベイマリーナ出発
●平成23年9月10日(予定) 式根島にて宿泊
●平成23年9月11日(予定) 帰港後、被災地(気仙沼市)へ向け出発
●平成23年9月12日(予定) 気仙沼市到着、解体ショー
※15人乗りのクルーザーで5名しか乗り込みませんので、取材スタッフは数名乗れます。
お気軽にご相談下さい。