企業が円滑な事業を行うために必要なITソリューションを提供する株式会社スタイルズ(本社:東京都千代田区、代表:梶原稔尚、以下スタイルズ)は、企業のデジタル化や新規事業を推進するため、既存システムと新システム、さらにオープンシステムをセキュアな環境下で連携を可能にするエコシステム※の開発基盤となる、「API Factory」を2018年9月10日より正式に提供開始します。
スタイルズは、「API Factory」をはじめとするデジタルトランスフォーメーション(DX)※を推進するサービス群の提供で、2020年度までにこの分野で2億円の売上を目指します。これは、スタイルズの2017年度売上高の約15%にあたります。
サービスページ:
https://cloudshift.stylez.co.jp/api-factory/
◆サービス開発の背景
総務省の2018年に掲げたICT政策はじめ、各自治体や民間企業でデータ利活用による業務効率化が進められています。しかし、ICTによるデータ利活用を行うことは、これまでの業務効率化など目的がはっきり決まっているIT導入とは異なります。各企業の特徴や情報資産の取り扱い方、ビジネスのスピード、現場職員の意見などにより、計画・実行・調査・改善(PDCA)を繰り返していかなくてはいけません。そのため、スタイルズでは、企業のPDCAサイクルを短く、かつ効率的に実施してもらうために、各システムを連携可能にするエコシステムの開発基盤を、顧客毎に構築するサービスとして提供を開始することにいたしました。
◆API Factory概要
特徴:・AWS Direct Connect を活用した閉域網通信で、システムの安全な連携を実現
・コンテナー技術活用によるシステムの独立性を確立/他サーバーへの移植性を担保
・オンプレミス~クラウドまで、一元的な監視運用・技術サポートの提供
システム要件:AWS(Amazon Web Service)、AWS Direct Connect 、Amazon EC2 Container Service、Docker
費用:要件により個別対応
◆採用技術について
「API Factory」の構築基盤にはアマゾンウェブサービス(以下、「AWS」)が提供するAWSクラウドサービスプラットフォームを採用しました。さらに、API※/コンテナー※技術を採用したことにより、システムを互いに独立させて動かすことができるようになり、継続的な開発・運用を実現します。
また、基幹システム等の既存システムが持つ重要な情報資産を、インターネットを介してやりとりをしたくないという企業ニーズに応えるため、「API Factory」に接続する際には、インターネットへ直接繋がず、限られた利用者や地点の間からのみ接続させるAWS Direct Connectの技術を採用しています。このAWS Direct Connectの構築において、スタイルズは、AWSとの閉域網接続において豊富な経験と実績を有する株式会社TOKAIコミュニケーションズ(本社:静岡県静岡市、代表取締役社長:福田安広)と共同で実施する構築体制を整えています。
AWS Direct Connectを採用した閉域網通信の共同構築体制について、株式会社TOKAIコミュニケーションズ 法人営業本部 スマートオフィス事業部 事業部長 森田 秀哉 様より、以下のエンドースコメントをいただいております。
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TOKAIコミュニケーションズは、この度の株式会社スタイルズ様の「API Factory」の提供開始を心より歓迎いたします。お客様の既存システムや新システムと「API Factory」をセキュアに接続するための基盤として、弊社の「BroadLine AWS接続サービス」をご採用いただき、AWS Direct Connectによる閉域網接続回線を構築することは、お客様の拡張性・利便性を向上し、お客様のシステム連携やクラウド利用を一層推進するものと考えます。弊社では、大手クラウドサービスとお客様拠点を広帯域・高品質に接続する通信サービスをはじめ、今後もさまざまなサービスの提供を通じて、株式会社スタイルズ様の事業拡大に貢献してまいります。
株式会社TOKAIコミュニケーションズ
法人営業本部 スマートオフィス事業部
事業部長 森田 秀哉
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◆用語解説
・エコシステム:各社の製品の連携やつながりによって成り立つ全体の大きなシステムを形成するさま。ITの技術面で見ると、エコシステムはそれぞれの製品からのデータ出力と入力により、全体のITシステムとして連携するさまを指します。
・デジタルトランスフォーメーション(DX):デジタル化、デジタル革命。デジタルソリューションによる変革を指します。さらに企業の視点に立つと、既存ビジネスの枠組みをデジタル技術の駆使によって新たな価値を創造することを指します。DXは、2004年にスウェーデンのストルターマン教授が提唱した「進化し続けるITテクノロジーが人々の生活を豊かにする」という概念が、初出と言われています。
・API:アプリケーションプログラミングインタフェース(Application Programming Interface)。広義の意味では、ソフトウェアコンポーネントが互いにやりとりするのに使用するインタフェースの仕様を指します。
・コンテナー:アプリケーションの分離された空間を提供するIT技術。1つのOS環境に、コンテナーと呼ばれる分離された空間を作成し、その分離された空間ごとに異なるOS環境を実現することができます。そのため、複数のOS環境を実現することができ、複数のOSバージョンを必要とするITシステムを1つの環境に集約できるというメリットがあります。
◆株式会社スタイルズについて
スタイルズは2003年の設立以来、企業が円滑な事業を行うのに必要なITソリューションを提供しているシステムインテグレーション企業です。2018年8月にはAWSソリューションプロバイダーに認定され、総合的なITサービスを展開しています。近年、サポート終了ソフトウェアや費用対効果が悪いWEBシステムを、最適な環境下へ移植を行う「移行サービス」に注力し、ソフトウェアの脆弱性による脅威に対応、企業のTCO(システムの導入、維持・管理などにかかる総費用)削減、デジタル化推進に貢献を目指しています。
【会社概要】
会社名:株式会社スタイルズ
代表取締役: 梶原稔尚
設立:2003年
資本金:3,000万円
本社: 〒101-0052 東京都千代田区神田小川町1-2 風雲堂ビル6階
TEL:03-5244-4111
URL:
https://www.stylez.co.jp
事業内容:情報システム開発・構築・運用保守・監視・人材サービス等
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【API Factoryに関するお問合せ】
株式会社スタイルズ
担当:馬場
電話:03-5244-4111
お問合せフォーム:
https://cloudshift.stylez.co.jp/contacts/
【本リリースに関するお問合せ】
株式会社スタイルズ
広報担当:棚田
Tel:03-5244-4111
メール:press-release@stylez.co.jp