インフォテリア株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:平野洋一郎、
証券コード:3853、以下、インフォテリア)は、株式会社エヌ・ティ・ティ・
データ(本社:東京都江東区、代表取締役社長:岩本 敏男、証券コード:9613、
以下、NTTデータ)の子会社である株式会社リアライズ(本社:東京都江東区、
代表取締役社長:大西浩史、以下、リアライズ)の20%の株式の取得が完了した
ことを発表いたします。この結果、リアライズの株主構成は、株式会社NTTデータ
67 %、インフォテリア株式会社 20 %、その他 13 % となります。
国内のビッグデータテクノロジー/サービス市場は、2011年から2016年に
年平均39.9%で拡大し、2016年には765億円に達すると見込まれています。
産業分野別では、通信メディア/情報サービスの41.0%を筆頭に、金融/金融
サービス、小売/卸/通販、公共/公益/政府自治体で成長率が40%以上になる
と予測されており(※)情報量の増加に伴い、確実にビッグデータ市場が拡大
していると考えられます。
このようにビッグデータ市場の成長が期待されている中、リアライズとインフォ
テリアでは、ビッグデータ活用では「データマネジメント」「データ品質」が
重要な課題であると捉えており、リアライズが培ってきたデータマネジメントの
知識、データクレンジング・品質管理等のノウハウと、インフォテリアのマスタ
データ管理ソフトウェア「ASTERIA MDM One」を組み合わせた共同商品を軸に、
ビッグデータ時代のデータマネジメント市場を両社で牽引いたします。
NTTデータ 代表取締役副社長執行役員 エンタープライズITサービス
カンパニー長 萩野 善教氏は、
「インフォテリアによるリアライズへの追加出資を歓迎いたします。今回の
出資率引き上げにより、さらなる両社でのリレーション強化をはかり、
ビッグデータ時代のデータマネジメントを両社で牽引できるようになるものと
確信しております。」
と今回の追加出資に歓迎の意を述べられました。
今回の出資・リレーション強化により両社は、今まで以上に付加価値の高い
共同商品開発や戦略連携を行い、データマネジメントを通じて企業および社会に
おける情報基盤の進化に貢献してまいります。
■インフォテリア株式会社について
1998年に国内初のXML専業ソフトウェア会社として設立されたインフォテリア
株式会社は、企業内の多種多様なコンピューターやデバイスの間を接続する
ソフトウェアやサービスを開発・販売しています。
主力製品の「ASTERIA」は、異なるコンピューターシステムのデータを
プログラミングなしで連携できるソフトウェアで、大企業、中堅企業を中心に
3,400社以上(2012年12月末現在)の企業に導入されています。
また、「Handbook」は、営業資料や商品カタログ、会議資料などあらゆる
電子ファイルをスマートフォンやタブレットで持ち運べるサービスの
スタンダードとして、現在500社以上(2012年12月末現在)の企業や
公共機関で採用されています。
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http://www.infoteria.com/
■株式会社リアライズについて
株式会社リアライズは、NTTデータの社内ベンチャーとして1997年の創業以来
他社に先駆けてデータマネジメント事業を手掛け、お客様の情報活用を支援して
います。情報の活用効果を高めるためには、システム化を進めると共に、
システムに格納されているデータ・コンテンツを活用に必要な状態にまで引き上げ、
維持し続ける活動(データマネジメント)が不可欠です。リアライズは
データマネジメントの方針策定〜データ整備〜データ運用管理の一連の
支援サービスをトータルに提供しています。
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http://www.realize-corp.jp/
※ 出典:国内ビッグデータテクノロジー/サービス市場 支出額予測、2011年〜2016年
(出典:IDC Japan)
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