株式会社かける

女性が転職先に期待することランキング  〜 女性の転職経験者100人にアンケート調査実施 〜

#教育・人材 #マーケティング・リサーチ

女性が転職先に期待することランキング  〜 女性の転職経験者100人にアンケート調査実施 〜
株式会社かける(本社:東京都品川区)が運営するHRtable( https://jinjijyuku.com/ )は、転職経験のある女性100名を対象に「女性が働きやすい会社として転職先に期待すること」についてアンケートを実施し、そのアンケート結果をランキング形式で公開しました。

アンケート結果詳細: https://jinjijyuku.com/woman-tenshokusaki-ranking/
■アンケート調査概要
調査対象:転職を経験した全国の女性
調査期間:2023年4月3日~4月24日
調査方法:インターネットによるアンケート取得
調査人数:100人

【有識者コメント】
キャリアコンサルタントとして女性の転職支援経験を行ってきた橋本めぐみさんに調査結果に対してコメントをいただきました。

橋本めぐみ
キャリアコンサルタント(国家資格)
外資系航空会社・IT企業・不動産会社の事務を経て、キャリアコンサルタントとして16年間活動。 人材会社(大手独立系数社、電機メーカー)・独立行政法人・私立大学10校以上で就職相談を経験。さらに、2018年より家業である都内の理容サロンの経営を行っており、身だしなみも含めた支援も行う。 ■保有資格:JCDA認定 CDA(キャリアディベロップメントアドバイザー) 、国家資格キャリアコンサルタント


女性が転職先に期待することランキング【女性の転職経験者100名へ調査】

女性が働きやすい会社として転職先に期待したことは「残業が少ない」が18件と最も多く、次いで「地理的な条件(通勤時間や場所)が合うこと」が15件、地理的な条件(通勤時間や場所)が合うことが14件となりました。

【1位】:残業が少ない

「残業が少ない」を選んだ理由として、「プライベートの時間を確保したかった」「今後の結婚・出産を考慮して」「仕事と子育てを両立するため」というコメントがありました。

30歳女性(転職時年齢:25歳)
1社目に入社した会社の残業がかなり多く、プライベートがほとんどない状態で、その状況を脱却したかったから。また、いずれ結婚や出産を希望していたため、残業が多いと家事や育児の割合が多い女性は働きにくいのではないかと思ったから。また、残業が多い会社は、勤務時間が長い方が評価されるなど古い体質の会社なのではないかと思ったから。

34歳女性(転職時年齢:27歳)
最初の就職先は病院や老人施設の仕事だったため、土日出勤、年末年始休みなしは当たり前で、残業ありでした。独身時代はしんどいながらも一人なのでこなしていましたが、結婚、出産を経て子供を保育所に預けるようになると、保育所の預かり時間内の就業時間で仕事をしないとどうしようもなくなってしまい、残業のない職場へ転職しました。

26歳女性(転職時年齢:26歳)
プライベートの時間を大事にしたいためです。前職は成績を上げるためであれば残業は悪ではないという思想の上司がおり、勤務時間内では終わらない業務量や時間外に対応依頼があったり就業時間を過ぎても仕事をしなければならない日がすごく多くありました。自分のことをする時間や家事をする時間も必要でしたので無理な残業がない会社に行きたかったです。

■キャリアコンサルタント橋本めぐみさんのコメント
女性は家庭と仕事の両立ができるかどうかという視点で転職活動をされる方が多くみられます。効率よく仕事を行えば残業は少ないため、体質が古くないかどうかも残業の少なさから判断することができます。
現代は、仕事を追求するよりも選択する時代になってきました。有効求人倍率も上がり、多くの企業が人を必要としている中、企業側の取り組みも手厚くなっています。残業の少なさは企業を選択する大きな要素になりうると思います。


【2位】:地理的な条件(通勤時間や場所)が合うこと

「地理的な条件(通勤時間や場所)が合うこと」を選んだ人の中には、通勤時間が短い方が家事や育児、プライベートの時間を取りやすいため、地理的な条件を重視していた方もいました。

38歳女性(転職時年齢:31歳)
出産のため前職を退職し、保育園に預けると同時に仕事を再開したのですが、仕事をしていなかった間、家事、育児に追われてバタバタと日々が過ぎていました。そこに仕事が加わった場合、自分自身うまくやりくりできるか心配でした。できるだけ無駄な時間を減らしたい、通勤時間が短い方が負担が少ないと思っていたため、近場での仕事を探しました。

29歳女性(転職時年齢:25・26歳)
全国転勤の会社に勤めていたので、転勤命令を予測して転勤指示の前に仕事を変えようと思いました。駅から徒歩で通える立地にある、事務職を探しました。結婚を視野に入れて、旦那さんに寄り添える全国転勤のない会社に変えようと思いました。事務勤務は当初残業が少ないイメージだったので、それも検討材料のひとつでした。

【3位】:産休・育休が取りやすい

「産休・育休が取りやすい」を選んだ人は、出産後も仕事を続けたいと思い、産休・育休の取得実績がある会社を探していたようです。

30歳女性(転職時年齢:27・29歳)
私自身将来的に子供がほしいと考えている中で、身近な友人は育休産休の無い会社で働いており「子どもが出来たらやめないといけない」という話に度々なります。 私は働くのであれば社会人としてキャリアも無くしたくはないので、子供が産まれたことによって辞めなくてはいけない会社では長く働けないと感じたので育休産休の取得実績がある会社を探して転職しました。

24歳女性(転職時年齢:21歳)
自身が早く子どもをつくり、子育てをしたいと思ったから。また、主人の仕事の関係でほぼワンオペになるため、産休・育休を取らなければ子育てできないと思ったから。産休・育休は今では当たり前に取得できるが、「積極的」に取得できる職場は少ないと思う。転職先で面接を行った際、どのくらいの女性が実際取得しているのか確認した。

34歳女性(転職時年齢:27歳)
すでに結婚がほぼ決まっており夫のところに行くということで転職活動を始めました。転職後何年かしたら子供が欲しかったため、産休育休がとりやすいところを探しました。実際の内情はわからないけれども、何人も産休育休の取得実績がありそうな大規模な職場で歴史が長いことを重要視しました。そのほうが私がいなくなっても職場は回るだろうと思っていました。

■キャリアコンサルタント橋本めぐみさんのコメント
結婚・出産・介護など、年齢を重ねていくうちにライフイベントは仕事に影響していきます。そのため、福利厚生や残業・勤務地等の「勤務条件」を重要視する事は大切です。
近年の転職理由を伺うと、仕事に対する評価を求めている声もあり、就業意欲の高さがある方も増えています。就職先を選ぶにあたって、1年後・3年後と近い未来を想定し、働き方と仕事に対する評価が少しでもあるかを判断して決定していくと良いと思います。



■会社概要
会社名 : 株式会社かける
所在地 : 東京都品川区東五反田2丁目8-5 KNビル5階
会社HP : https://kakeru-jp.co.jp/
事業内容: HRtable
      https://jinjijyuku.com/
      保育士転職more
      https://hoikushi-more.jp/

【お問い合わせ先】

株式会社かける HRtable編集部 塩崎
MAIL:info@hrtable.net

株式会社かけるのプレスリリース

おすすめコンテンツ

商品・サービスのビジネスデータベース

bizDB

あなたのビジネスを「円滑にする・強化する・飛躍させる」商品・サービスが見つかるコンテンツ

新聞社が教える

プレスリリースの書き方

記者はどのような視点でプレスリリースに目を通し、新聞に掲載するまでに至るのでしょうか? 新聞社の目線で、プレスリリースの書き方をお教えします。

広報機能を強化しませんか?

広報(Public Relations)とは?

広報は、企業と社会の良好な関係を築くための継続的なコミュニケーション活動です。広報の役割や位置づけ、広報部門の設置から強化まで、幅広く解説します。