つるちゃんの雑魚釣り紀行

筆者:イノベーションズアイ編集局  編集アドバイザー 鶴田 東洋彦

辞書を引くと「雑魚」というのは、商品価値が低く、取るの足らない小魚の事を指すらしい。転じて「大したことがない人物」とか「つまらない者」の例え、とある。だが、釣り好きの立場から言わせてもらえば「ちょっと待て」と言いたい。本命よりも美味しい雑魚もいれば、引き味が強く釣って楽しい雑魚もたくさんいる。日頃、「ダメ社員」と言われた人が突拍子のない分野で強みを見せたり活躍したりする、まさに「雑魚魂」だと思う。そう、雑魚をバカにしてはいけない。ということで全国の漁港や港湾を訪ねて、釣り糸を垂らし雑魚と戯れながら世の中を眺める新連載「つるちゃんの雑魚釣り紀行」を始めたい。いざ出発!

  • 第10回  造船所のすぐ横に潜んでいた“超”高級魚 ~初見参のムクダイも登場~

    つるちゃんの雑魚釣り紀行 10回目は、愛媛県今治市の郊外の富田新港という港で、高級魚に遭遇した様子をお伝えする。

    造船所のすぐ横に潜んでいた“超”高級魚 ~初見参のムクダイも登場~
  • 第9回  菜の花が揺れる春の玄界灘は“雑魚の宝庫”だった ~大皿にいっぱいの釣果を食べ尽くす~

    傍らの新聞には「米政権、ハメネイ師殺害」の大見出しが躍り、中東の危機を報じ続ける。振り返ると、あの釣りの一日は本当に幸せな時間だったと思う。もう一度、安寧な世の中を願いながら、あの高串の港で再び釣り糸を垂らしたいと実感している。

    菜の花が揺れる春の玄界灘は“雑魚の宝庫”だった ~大皿にいっぱいの釣果を食べ尽くす~
  • 第8回  彼方に国後島を望みながら、オホーツクの海でチカを釣る ~雪に覆われた大雪山、目の前...

    今回は、季節は間もなく冬、晩秋の秋空のもとでオホーツクの沖合に国後島を望む、北海道の道東、野付郡別海町の尾岱沼(おだいとう)での雑魚釣りについてお話します。

    彼方に国後島を望みながら、オホーツクの海でチカを釣る ~雪に覆われた大雪山、目の前にはエゾシカや白鳥、キタキツネが~
  • 第7回  真冬に釣ったアイナメは“高杉晋作の味”がした ~本州の最西端の漁港、雪が舞う中で糸...

    高杉晋作が萩や下関で獲れた魚のあら煮や刺身が大好物だったと本で読みながら、吉母漁港の強烈な寒さもすっかり忘れてゆっくりと噛みしめながら味わった。忘れるところだったが、アイナメのあとにかろうじて針にかかったカサゴやウミタナゴ、ベラのこと。まとめて唐揚げにしてみた。本命だったはずのカサゴだが、結局、最後までわき役に甘んじてもらった。

    真冬に釣ったアイナメは“高杉晋作の味”がした ~本州の最西端の漁港、雪が舞う中で糸を垂らす~
  • 第6回  淵の主を釣っちゃった!40センチに迫る大イワナに驚愕

    唐突な話で恐縮だが、渓流魚と言われてまず思い浮かべるのは山女(ヤマメ)と岩魚(イワナ)そして鮎だろう。最近では虹鱒も北海道で野生化して釣り人に人気だし、ブラウントラウト、レイクトラウトという外来の鱒も日光の芦ノ湖や山梨県の本栖湖あたりで生息が確認されている。だが、渓流の代表格と言えばやはりヤマメとイワナ、鮎に尽きる。

    淵の主を釣っちゃった!40センチに迫る大イワナに驚愕
  • 第5回  突然“恐怖の雑魚”が登場。危うく命拾い!

    横浜・本牧でも釣れるようになった猛毒魚「ソウシハギ」。フグの70倍の毒を持つ危険生物を、知らずに釣り上げて食べてしまった筆者の実体験から、温暖化で拡大する生息域の現状と注意点を伝える。

    突然“恐怖の雑魚”が登場。危うく命拾い!
  • 第4回  “ママカリ”の群れが躍る遣唐使の港

    福岡・唐泊漁港で楽しむ釣り。狙いのアジの代わりに釣れたのは、岡山名物として知られる有名どころ。酢漬けにすれば絶品の郷土料理に早変わり。――釣り人だけが味わえる旬の贅沢を綴る。

    “ママカリ”の群れが躍る遣唐使の港
  • 第3回  秋の若狭でチャリコと遊ぶ

    日本地図を広げると、本州で一番狭いあたり。琵琶湖の北部からもそう遠くない福井県西部の三方郡に三方五湖という湖がある。若狭、美浜の両町にまたがるこの湖は、久々子湖、水月湖、菅湖、三方湖、日向湖という連なる5つの湖からなり、水質、水深の違いもあってか、すべてが違う色に見えるという。2005年11月にラムサール条約の指定湿地にも登録されたここは、以前から訪ねたかった場所だ。季節外れの暑さがようやく落ち着いた10月半ば、思い切って出かけてみた。

    秋の若狭でチャリコと遊ぶ
  • 第2回  ギンポを味わいながら秀吉の野望を思う

    豊臣秀吉の朝鮮出兵の出城となった佐賀県、唐津市郊外の名護屋城跡。活イカ料理と朝市で有名な呼子町の先にあるこの城跡を過ぎて、車で10分ほど走ったあたりに波戸漁港がある。波止岬の先端に近い、時の流れが止まったような小さな漁港。玄界灘に面した波止の上にはカモメが飛び、心底、長閑(のどか)と表現できるような風景が広がる。

    ギンポを味わいながら秀吉の野望を思う
  • 第1回  那覇港で熱帯魚を釣って食べる

    辞書を引くと「雑魚」というのは、商品価値が低く、取るの足らない小魚の事を指すらしい。転じて「大したことがない人物」とか「つまらない者」の例え、とある。だが、釣り好きの立場から言わせてもらえば「ちょっと待て」と言いたい。本命よりも美味しい雑魚もいれば、引き味が強く釣って楽しい雑魚もたくさんいる。日頃、「ダメ社員」と言われた人が突拍子のない分野で強みを見せたり活躍したりする、まさに「雑魚魂」だと思う。そう、雑魚をバカにしてはいけない。ということで全国の漁港や港湾を訪ねて、釣り糸を垂らし雑魚と戯れながら世の中を眺める新連載「つるちゃんの雑魚釣り紀行」を始めたい。いざ出発!

    那覇港で熱帯魚を釣って食べる

プロフィール

イノベーションズアイ編集局
編集アドバイザー
鶴田 東洋彦

山梨県甲府市出身。1979年3月立教大学卒業。

産経新聞社編集局経済本部長、編集長、取締役西部代表、常務取締役を歴任。サンケイ総合印刷社長、日本工業新聞(フジサンケイビジネスアイ)社長、産経新聞社コンプライアンス・アドバイザーを経て2024年7月よりイノベーションズアイ編集局編集アドバイザー。立教大学、國學院大學などで「メディア論」「企業の危機管理論」などを講義、講演。現在は主に企業を対象に講演活動を行う。ウイーン国際音楽文化協会理事、山梨県観光大使などを務める。趣味はフライ・フィッシング、音楽鑑賞など。

著書は「天然ガス新時代~機関エネルギーへ浮上~」(にっかん書房)「K字型経済攻略法」(共著・プレジデント社)「コロナに勝つ経営」(共著・産経出版社)「記者会見の方法」(FCG総合研究所)など多数。

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