温度センサ開発のスペースワークス(京都府亀岡市/代表和田耕一)は、各種の異常温度の検出ができる「異常温度感知線」を発売した。設定温度80℃です。
■異常温度感知線の概要
1.電線に多数の形状記憶合金をコイル状に取付ける。周囲の温度が異常温度(80℃)に達すると電線が軟化し形状記憶合金が電線を縛り付け(復元)2線間を短絡して温度感知し、信号として異常温度(80℃)が検出される。
但し、電線の軟化と形状記憶合金の復元は同一温度(設定温度80℃)です。
所謂、延長した電線に等間隔で形状記憶合金を多数組合せた製品です。
2.産業機器、電気機器や電気配線に於いて、異常温度が発生する恐れのある場所に異常温度感知線(80℃)を配線する。
3.例えば、産業機器、電気機器や電気配線等で異常温度が生じた時、異常温度感知線(80℃)が異常温度を感知し、その信号を警報器等で報知すれば、異常温度を早期に発見して、初期対応により機器・電線の破損や火災を未然に防止できる。異常温度を日常的に監視し、一括に検出ができ、保守管理が確実で安全である。
■異常温度感知線の特徴
1.各種の異常温度の検出ができる。
2.産業機器・電気機器や電気配線等の異常温度の検出ができる。
3.異常温度を早期に発見して、機器の破損や火災を未然に防止できる。
4.異常温度を日常的に一括監視ができ、保守管理が確実で安全にできる。
5.延長して配線するだけで、広範囲の異常温度警戒ができる。
6.電源や計測機器不要の物理的動作で直接に温度感知し、信号として検出できる。
7.周囲の温度が異常温度(80℃)に達すると2線間が短絡して温度感知し、信号とする。
8.延長した電線に等間隔で形状記憶合金を多数組合せ一体化した製品です。(設定温度80℃)
9.電線の軟化と形状記憶合金の復元を利用し、2線間を短絡して温度感知し、信号とする。
10.シンプルで簡単で精度も良く、スイッチング機能で待機電力ゼロのエコ技術製品です。
11.形状記憶合金は永続的記憶で錆がなく、一度作動すれば永続に保持し、長年に渡り使用できる。
12.消防法令基準の定める定温式感知器1種(120秒)の性能に対応できる製品です。
13.非復帰型で作動後の確認ができる。(一度感知作動/再不能。作動個所を削除し接続替え)
■異常温度感知線の用途
1.各種の異常温度の検出に使用できる。
2.産業機器・電気機器や電気配線等の異常温度の検出に使用できる。
3.蓄電池、蓄電池盤、各種コンベアの異常温度の検出に使用できる。
4.電気設備の異常温度の検出に使用できる。
5.分電盤、制御盤等の異常温度の検出に使用できる。
6.電気設備(ラック、ダクト、ピット、隧道)の電線の異常温度の検出に使用できる。
■異常温度感知線の仕様
〔1〕異常温度感知線(80℃)
電線に温度センサを等間隔で設ける。【A】タイプ~【H】タイプの8種類
【A】タイプ(1.5m間隔)◆標準価格(1m)◇500円・【B】タイプ(1.0m間隔)◆標準価格(1m)◇650円
【C】タイプ(0.5m間隔)◆標準価格(1m)◇1,100円・【D】タイプ(0.4m間隔)◆標準価格(1m)◇1,350円
【E】タイプ(0.3m間隔)◆標準価格(1m)◇1,700円・【F】タイプ(0.2m間隔)◆標準価格(1m)◇2,450円
【G】タイプ(0.1m間隔)◆標準価格(1m)◇4,700円・【H】タイプ(0.05m間隔)◆標準価格(1m)◇9,200円
「規格」(A)設定温度:80℃(±10) (B)形状記憶合金(5巻):各種の間隔 (C)可溶絶縁電線:0.75sq×2C
備考1.標準規格:10/20/30/50/100m巻がある。
備考2.非復帰型で作動後の確認ができる。(一度感知作動/再不能。作動個所を削除し接続替え)
備考3.設定温度、感知線の長さ、形状記憶合金の間隔および個数など、相談下さい。
■お気軽にお問い合せ下さい。(なお、技術移転や共同開発などご関心のある方、お問い合せ下さい)