JAPAN BRAND PRODUCE SCHOOLは、2018年12月3日(月)から日本の伝統工芸や技術を世界に発信するブランド・プロデューサーを養成する年間プログラムの第2期を開講します。
■JAPAN BRAND PRODUCE SCHOOL (
https://www.jbfproducer.com/ )
本スクールは伝統工芸、地域に継承される技術を海外市場に向けて発信する、商品開発・販路開拓のエッセンスを実践的かつ体系的に学ぶプロデューサー人材育成に特化した民間教育事業です。参加者は3日間と研修と1年間の実践的なプログラムに取り組み、プロデューサーとしてメソドロジを学び、実践力を身につけ、有機的なつながりを構築していきます。
【参考】第1期開催概要
◎ 実施期間 :2018年6月〜2019年5月
◎ 主な開催場所 :京都
◎ 参加者 :工芸作家・職人、建築家、卸・仲介業者、デザイナー、コンサルタント、
企業の企画・営業担当者、学生など20名
◎ 第1期生の主なプロジェクト概要(一例)
工芸分野 織物と台湾デザイナーのコラボレーションによる商品開発プロジェクト
技術分野 空調メンテナンス技術を活かしたインバウンド向け空間提案事業
建築分野 伝統構法による木造建築の海外ブランディング事業
飲食分野 和食の出汁文化のジャパンブランド化事業
■JAPAN BRAND PRODUCE SCHOOL開講の背景
国内産業の大半を占める、ものづくりを手がける中小企業は、時代の変化を受けて大変革を余儀無くされています。そんな中、拡大する海外市場に活路を見出し、数多くの海外進出プロジェクトが行われてきました。様々なトライアル・アンド・エラーを繰り返す中で、海外市場において評価される商品開発と販路開拓を担う人材が中小企業の数に比して圧倒的に不足しているという課題が明らかになりました。
だからこそ、私たちは海外進出に不可欠な新商品開発と販路開拓の具体的なスキルとノウハウを学び、実践する場を作ることで、この課題を解決していきたいと考え、人材育成事業に取り組んでいます。
■JAPAN BRAND PRODUCE SCHOOL 第2期開催情報
2018年6月京都開講の第1期に続き、2018年12月に東京において第2期を開催します。特に今回は、開催地を東京に移し、関東甲信越地域の事業者、学生の参加者を募っています。
◎ 実施期間 :2018年12月~2019年11月(12ヶ月間)
◎ 開講式 及び 理論・スキルの習得:2018年12月3日(月)・4日(火)・5日(水)各日11時~21時
(東京ミッドタウン・デザインハブ
インターナショナル・デザイン・リエゾンセンター)
◎ 募集人数 :20名
◎ テキスト :伝統の技を世界で売る方法: ローカル企業のグローバル・ニッチ戦略
(西堀耕太郎著、学芸出版社)
◎ 参加費用 :一般コース:6万円(税別・テキスト代含む)
学生コース:無料(テキスト代別途)
※プログラム開催地までの交通費や宿泊費、プログラム内での交通費は受講生負担
◎ 対象者 :JAPAN BRAND PRODUCE SCHOOLは、若く、志ある参加者を募集しています。
主に海外事業に取り組んでいる企業経営者・担当者または、行政 機関等で海外進出企業の振興・相談の担当者、海外進出コーディネータ ー、プロデューサーを対象としています。参加者の条件は以下の3点です。
①KICK-OFF PROGRAM及びQUARTERLY UPDATEの全日程に参加できること
②日本の伝統・技・アイデンティティを受け継ぎ、新たな価値を生み出したいという
意志を持っていること
③スクール修了後もプロデューサーとしての活動を続ける意欲と志を持っていること