株式会社ゼネテック

「白い恋人」の石屋製菓が、食品製造ラインのシミュレーションにFlexSimを導入

#ものづくり #IT技術 #食品・食材

「白い恋人」の石屋製菓が、食品製造ラインのシミュレーションにFlexSimを導入
 株式会社ゼネテック(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:上野憲二、以下「当社」)は、世界的に実績の高い離散事象解析の 3D シミュレーションソフト「FlexSim」が、「白い恋人」などのブランドで知られる石屋製菓株式会社(本社:北海道札幌市西区、代表取締役社長:石水創、以下「石屋製菓」)に導入されたことを発表しました。「白い恋人」を製造する石屋製菓の北広島工場では「FlexSim」を活用し、製造現場の「人・モノ」の流れをデジタル上で構築することで、新規設備投資のシミュレーションや、生産効率を高めるためにスタッフの検品等作業の教育ツールに生かす取り組みが開始されました。

 石屋製菓では、北海道土産の代名詞であり、「日本のお土産」としてもブランドを確立した「白い恋人」を始め、400種類以上もの製品を製造しています。食品安全マネジメントシステムの国際規格である「FSSC 22000」の認証を全工場で取得しており、常に「安心・安全」の取り組みを追求しています。その一方で、製造工場の現場では、人材の多様化・流動化が進み、熟練者とその他スタッフの業務品質や生産性の差を少なくする「業務の平準化」が大きな課題となっていました。

 そこで、各製造ラインや人の動線を見える化し、最適な動きと現実の動きを比較する可視化ツールとして「FlexSim」が導入されました。

「FlexSim」は、製造工場や物流現場など「人」や「モノ」が動く現場の見える化と、最適化のための打ち手の事前検証が、どなたでも簡単なドラッグ&ドロップで行える3Dシミュレーションソフトです。

 石屋製菓の北広島工場では、以下の活用が開始されています。
●倉庫の新規設備投資のシミュレーション
(最適なパレタイザーの導入台数・スペックを事前算出し購入)
●「白い恋人」検品工程の原価計算、現場教育ツールとして活用
(目標生産個数から必要な生産効率を割り出し、人の動きに落とし込み分かりやすく社内共有)

 石屋製菓 製造部 生産技術課 課長の小針学(こばり まなぶ)氏は、次のように述べています。
「製造現場の課題として、経験や年齢に関わらず、『どこでも・誰でも』同じように業務が行える必要があります。国内・海外の3Dシミュレーションソフトを検討しましたが、『FlexSim』は簡易なユーザインタフェースで、最も使いやすかったので導入しました。将来的には量産品に加え、少量多品種の手作りのお菓子など、400品目すべての自社製品の生産業務を『FlexSim』で標準化することで、生産効率を高めるのと同時に、安心・安全の取り組みをさらに進めたいと考えています」

<参考資料>
◆ 本事例の詳細リーフレット
本導入事例の詳細情報については、以下よりダウンロードください。
https://flexsim.jp/usercase/

◆ FlexSimについて
FlexSimは米国ユタ州のFlexSim Software Products、Inc.が開発する、離散事象解析の3Dシミュレーションソフトです。製造ラインや加工プロセス、物流倉庫、マテハンなどのシミュレーションモデルを、非常に軽量な3Dグラフィックを利用して構築し、「人・モノ」の流れを計算。機械や作業員の稼働率・作業負荷、作業時間など多岐にわたる情報を分かりやすい円グラフや折線グラフ(ダッシュボード)を使って一元的に表示します。稼働率や生産数が最大になる最適解をAIが算出する機能も備えています。これにより企業は自社、または顧客の工場や倉庫のボトルネックを発見し、性能を最大化するために必要な比較データを瞬時に得ることができます。
FlexSimはすでに、欧米や中国をはじめとした世界77ヵ国で使用されています。
(累計5万1,500ライセンス以上)
<FlexSim公式サイト>https://flexsim.jp/


◆ 石屋製菓について
石屋製菓株式会社(ISHIYA CO., LTD.)
〒063-0052 札幌市西区宮の沢2条2丁目11番36号
TEL:011-666-1483

1947年の創業以来、北海道生まれの菓子メーカーとして、「白い恋人」、「美冬(みふゆ)」、「TSUMUGI(つむぎ)」など数々の製品をつくり、道内はもとより、国内外のお客さまにご愛顧いただいています。

主力製品である「白い恋人」は北海道土産の代名詞であることに加え、現在では全国の国際線発着空港にある免税店でも発売されており、”日本のお土産”として海外の多くの人にも愛されています。

ゼネテックに関する詳細な情報は、https://www.genetec.co.jp/ を参照ください。

◆ 製品に関するお問い合わせ先:
株式会社ゼネテック エンジニアリングソリューション本部
Tel:03-3226-8989 / Fax:03-3226-9936 / Email: es-contact@genetec.co.jp

【お問い合わせ先】

株式会社ゼネテック 
経営企画室 担当:佐藤
Tel:03-3357-3044 / Email: PR@genetec.co.jp

株式会社ゼネテックのプレスリリース

おすすめコンテンツ

商品・サービスのビジネスデータベース

bizDB

あなたのビジネスを「円滑にする・強化する・飛躍させる」商品・サービスが見つかるコンテンツ

新聞社が教える

プレスリリースの書き方

記者はどのような視点でプレスリリースに目を通し、新聞に掲載するまでに至るのでしょうか? 新聞社の目線で、プレスリリースの書き方をお教えします。

広報機能を強化しませんか?

広報(Public Relations)とは?

広報は、企業と社会の良好な関係を築くための継続的なコミュニケーション活動です。広報の役割や位置づけ、広報部門の設置から強化まで、幅広く解説します。