2008年の四川大地震を受けて、TNTエクスプレスと中国青少年発展基金会 (CYDF) が協力して立ち上げたCSR (企業の社会的責任) 活動、『TNT 未来のリーダー教育支援プログラム (TNT Future Leaders Educational Aid Program)』の第2段階が開始されました。
TNTとその従業員による寄付金を基金とする本プログラムは、四川省の被災地の再建と発展を支援するものです。第1段階では、『TNT 未来のリーダーのための希望の学校 (TNT Future Leaders Hope School)』を立ち上げほか、30の学校で図書室を建設し、300名の生徒への経済的支援が行われました。
このCSR活動の継続として、本プログラムの第2段階は、本年7月末に開始されました。第2段階では、教師30名への教育訓練助成金、音楽室と美術室の備品購入のための寄付金、生徒と教師のための奨学金の提供、およびTNTの従業員と教師・生徒間の一連の交流活動などが行われます。9月半ばに計画されている学校訪問を含む、これらの活動を通じて、TNTの従業員は被災地のコミュニティを支援する、積極的な役割を担い、意義深い貢献 を果たすことが期待されます。
TNT Greater Chinaの最高財務責任者 (CFO) 兼シェアードサービス担当ディレクター、フランク・クレイングリス (Frank Kleinegris) は次のように述べています。
「当社は、企業の果たすべき社会的責任に一貫して取り組んできました。四川省における教育支援は、当社の数あるコーポレート・シティズンシップ(企業市民)イニシアティブの中の一つです。現在、『未来のリーダー』プログラムを通じて、四川省の被災地にある公費助成学校の教師・生徒の教育および学習環境を改善する支援をしております。」
中国青少年発展基金会の事務局長、涂猛 (Tu Meng) 氏は次のように述べています。
「これまでの数年にわたり、継続してTNTエクスプレスと協力することで、四川大地震で被災した地域の数千もの生徒の学習環境を改善することができ、大変嬉しく思っております。本プログラムの第2段階の開始は、地域コミュニティに貢献する善き “企業市民” であろうとするTNTエクスプレスの取り組みを再確認するものです。」