オランダに本拠地を置く世界有数のエクスプレス・サービス・プロバイダ、TNT Express N.V.(本社:オランダ・アムステルダム、CEO:テックス・ガニング、以下、TNTエクスプレス)は、このたび、欧州からドイツのすべての都市・町に翌日に配送できるようエクスプレス配送サービスを大幅に改善し、配送対象地域を全郵便番号の99.7%まで拡大したことを発表しました。このサービス改善には、正午前までに配送するオプションが含まれ、従来に比べ配送可能地域がドイツ全域で2倍となりました。また、これらのサービスは重量貨物の輸送にも対応します。
今回の配送対象地域の拡大により、TNTエクスプレスの国際配送の最大の配送先で、欧州最大のエクスプレス配送市場であるドイツに物品を輸出するすべての企業に恩恵をもたらします。
TNTエクスプレスのAMEA担当マネージング・ディレクター、マイケル・ドレイク(Michael Drake)は、この点について次のように述べています。「ドイツは当社のAMEA(アジア、中東、アフリカ)地域の多くのお客様にとって、重要な配送先です。多くの国は、欧州連合(EU)を貿易パートナーと捉えています。事実として、EUは現在、中国最大の貿易相手国です。当社のお客様にとって、時間は最も重要であり、欧州とより多くの国々との間を結ぶ当社の迅速な配送サービス能力は、この主要な貿易レーンにおける当社のリーダーとしての地位を実証するものです。」
今回のサービス拡張は、TNTエクスプレスの欧州ロードネットワークとベルギーのリエージュにあるエア・ハブへの投資を含む、ここ数ヶ月の間に実施したいくつかのオペレーションの改善に基づくものです。TNTエクスプレスは2014年11月に、リエージュとドイツのハノーファーの間を月曜日から金曜日まで毎日運行する新しい夜間航空便の運航を開始しました。また、ドイツ全域にわたり、ロード配送オペレーション、デポの接続性、およびオペレーション・プロセスの改善といった、その他のネットワーク・アップグレードも実施しています。