松下運輸株式会社　代表取締役社長　坂田 生子

　弊社のルーツは、昭和16年先々代社長が材木屋として創業したことから始まります。

戦後の混沌とする東京の中で、力強く再生する日本経済の復活の為に「便利屋」と看板をあげたことが運送屋としての始まりです。近年、産業経済の変革と共に、流通・物流も大きく様変わりしていますが、私共の社会的役割は、お客様の物流に関する多くの煩わしさからの開放と 総合的な物流改善を推進していくことであると確信しております。

「ホスピタリティー」と「コンビニエンス」・　必要な時に満足のいくサービス。

これが弊社の基本コンセプトです。
これからの日本では、流通や物流の流れが変わります。少子高齢化社会の中で社会問題となっている高齢者世帯や共働き世帯、またワーキングマザーの家庭生活のサポート等、細やかな心のこもったサービスが必要になって参ります。千差万別のお客様のニーズに対応し、お客様にご満足を頂き、感謝と感動をお届けして参ります。

平成26年12月、弊社は“運送会社における子育て世代女性の活躍の場の創出”に焦点を当てた経営革新計画が東京都から認証を頂きました。現在、弊社では5名の女性ドライバーが活躍しています。男性顔負けで業務に従事しています。

また、平成27年度4月1日よりスタートする引越安心マーク制度（引越事業者優良認定制度）において、弊社の引越事業部門も認定を受けることができました。ここでも、女性ならではの感性と細やかなサービスがお客様に喜んで頂いております。

高品質の配送サービスを提供していく為に、男女の持てる能力の違いを正しく捉えることが重要です。雇用形態にバリエーションを持たせ、経験と共に必要な資格取得して頂き、社員が輝いて活躍できる場を創っていきたいと考えています。

フジサンケイビジネスアイ