ITベンチャーのスタイルズ(東京都千代田区)は、2020年末にメーカーサポートが終了する「Flex」と呼ばれるソフトウエアを利用した企業向けウェブ業務システムを、新システムに自動変換するツールを開発し、サービスの提供を始めた。最新のウェブシステムの標準ソフトになっている「HTML5」に変換する。自動変換効率は最大80%に達し、システム全体を手動で変換するのに比べコストを3分の1に抑えられるという。Flex利用のシステムは期限までに改修しないと、ブラウザのアップデートなどができなくなり、セキュリティーのリスクが高まることが懸念されている。
「フジサンケイビジネスアイ」