弊社で2011年から開催している「地域を舞台にした体感合宿研修シリーズ」。
このたびその第二弾を開催することとなりました。
http://www.jinji-roumu.com/esr/ekkyoujinzai.html
第一弾として開催した、”越後湯沢の地域No.1旅館を舞台としたES体感合宿”は、ES経営を推進したいと考える経営者や、更なる成長を目指すリーダーなど、多様な方々にご参加いただきました。
そして、卒業生の皆さんは、神奈川や栃木、山梨、岩手など全国のさまざまな地域・業界の基点となるリーダーとして、歩み続けています。
そこに共通しているのは、
「異なるもの・コトを繋ぎ合わせる”横棒”としてのスキルとマインド」。
実践知を土台に、未来を描き示して生まれたコミュニティの多様性を活かして課題解決と向き合う人材=越境人材として、事業やCSR活動、あるいははたらき方そのもので新たな道を拓いていく、というのが、この研修の卒業生に共通する点です。
そして今回、この研修シリーズ第二弾として、
私たちの地元・浅草と埼玉県春日部市を舞台に、開催することとなりました。
http://www.jinji-roumu.com/esr/ekkyoujinzai.html
テーマは「イノベーターシップを育む」。
経営者・社内起業家・チームリーダーといった立場の違いに関わらず、越境人材たる自らが基点となって変容を起こしていく”イノベーターシップ”を高め、その後の組織づくりや事業展開に活かしていただくためのカリキュラムとして、開催致します。
ここ浅草は、皆さんご存知のとおり「下町」です。
浅草寺や三社祭など文化的資産が多く、職人の手仕事や働きぶりに間近で触れられ、”暮らし(Life)”と”はたらく(Work)”が融合した活気ある地域であると言えます。
しかし、それゆえに、緊密性の高い下町コミュニティに仲間入りして新たなコトを起こすのは、非常に難しいのも事実です。
ところが一方で、この歴史と文化が折り重なった地域の魅力にひかれ、さまざまなイノベーターが集まってくる、という新たな動きも出ています。
既存のものとは異なるゆるやかなコミュニティでつながり、そこから場や活動など新たなコトが生まれる、という流れが急速に動き出しているのです。
今回のシリーズ第二弾では、まずこの下町・浅草の旧くて新しい”LifeとWorkの融合”に触れながら、イノベーターに必要な思考を学んでいただきます(導入編)。
さらに、弊社がイノベーター養成のために開発した「GATE手帳」の宿題に取り組んでいただいた上で、二泊三日の実践編を迎えていただきます。
※「GATE手帳」については詳しくはこちらをご覧ください。
http://social-jinji-roumu.com/gate.html
そして、実践編の舞台は、春日部市。
私たちが毎年行っている「日光街道まるっと学び舎プロジェクト」で深いご縁をいただいている地域です。
活動を重ねるごとに、”LifeとWorkが融合したイノベーター”の存在に気付かされ、そこから生まれる価値に非常に強い魅力を感じています。
しかし残念ながら、そのような価値は、そこで暮らす人たちや他の地域にはなかなか伝わりきれていません。
更には、今年初めに大手百貨店が春日部から撤退したこともあり、街の空洞化・ベッドタウン化がますます進み、地域の複雑な問題が顕在化したとも言われています。
春日部(粕壁)という地域が抱える課題を正しく捉え、中長期の視点で解決策を描き、実行していくプロセスは、そのまま、組織にも応用することが可能です。
なぜならば、そこに共通しているのは、個としてのあり方(Why)を強固な土台として、社会の共通善(大義)を見据えて新たなコトを起こしていくイノベーターが存在している、ということだからです。
このような個が基点となった変容プロセスは、たった数回の研修で習得することはできません。
そのため、実践編終了後も、「GATE手帳」を使って内省と客観視を繰り返しながらイノベーターシップの定着化をはかると共に、卒業生のコミュニティ「心のスイッチをONにしよう」グループにて、実践知の共有と互いのフィードバックを重ね、イノベーターとしての行動を習慣化します。
http://www.jinji-roumu.com/esr/ekkyoujinzai.html
「はたらく喜びは、地域の笑顔!日本の元気!!」
今こそ一歩を踏み出し、自らの”働き”を通して、組織や地域社会の変容を促すときです。
多くのリーダーの皆さんのご参加をお待ちしています。