英語速読レッスンのマックスR(東京都新宿区)は、受講体験効果をマーケティング・オートメーション(MA)やコンテンツマーケティングでアピールし、2022年2月期の体験セミナー受講生を今期見込み比75%増の300人に引き上げる。
英語の速読力を高めるため受講時に行う眼筋トレーニング
新型コロナウイルス感染拡大により21年2月期の体験セミナー受講生は170人と、20年2月期の290人から大幅に減少する見込み。ただ体験セミナー受講生がコース受講に移行する成約率は前期の28%から47%に上昇した。コロナ対策としてオンライン受講を始めたことが寄与、セミナー受講生は前期と同数を確保できるという。
同社は目と脳のトレーニングで英語力を飛躍的に高める英語習得法「Max Reading(英語脳トレジム・英語速読)」を手がけている。
一単語ずつの意味を考えながら、英文法などに当てはめて文全体を理解する「木を見て森を見ず」という典型的な日本の英語教育とは違い、複数単語からなる意味の塊を広くとらえると同時に脳で高速に理解するというトレーニングを編み出した。この一環として眼筋のストレッチと目を早く動かす眼筋トレーニングやスムーズな視線移動なども行う。
全10~20回(1回1時間)のコース終了時には、WPM(1分間に読む単語数)は8割強が500以上とネーティブ平均(200~250)の2倍以上に達するという。体験セミナーの1回だけでも100から180程度に増え、即効性を体験できる。
体験セミナーで受講効果を確認できるにもかかわらず、ウェブ上のリスティング広告の訴求力が弱いと実感。新たなマーケティングツールを導入し見込み客の獲得を目指す。このため英語速読の顕在的・潜在的ニーズを持つターゲットユーザーに、ネーティブより早く読める高効果と即効性といった特徴を訴求し体験セミナーに誘う。
「フジサンケイビジネスアイ掲載」