株主優待で宝塚観劇 Jトラスト
Jトラストは株主優待として、宝塚歌劇公演チケットを贈る。東京宝塚劇場で24年11月23日に開催される「星組」の貸し切り公演チケットで、抽選によりペア約1000組(約2000人)に観劇の機会を提供する。同劇場での株主優待による貸し切り公演は初めてという。
対象は24年6月末時点の株主名簿に記載された同社単元株式を500株以上所有する株主。所有株数と保有期間により抽選参加口数を設定。500~5000株未満かつ5年未満株主の抽選機会は1回で、最大は1万株以上かつ10年以上で30回。8月上旬に応募券を発送し、応募締め切りは8月末ごろ。10月中旬には当選者に公演チケットを発送する予定。
星組による演目は「政界コメディ『記憶にございません』―トップ・シークレットー」。主演は礼真琴と11月末に退団することから今回が最後の舞台となる舞空瞳。
Jトラストは、株主への利益還元の充実と資本効率の改善による企業価値の向上が重要な経営課題と認識。24年12月期には400万株または20億円を上限に自己株式の取得と償却を実施。来期以降も継続的に行う予定だ。
株主優待もその一環で、同社株への投資意欲を高めるとともに中長期的な保有を目的として取り組んでおり、100株以上保有の株主に、痩身や美容施術などを手がけるDSクリニックで使える優待券(3万円分)を贈呈する。
株主優待とは、企業が自社株式を購入した株主に対し割引けにゃ優待品、食品などを提供する制度。多くの上場企業が導入している。