第2回
鬼武羅塾 リスクを考えるなら起業しないこと
合同会社ジーフロッグ 木村 賢嗣
他のコラムと異質な記載となります。
それは、当社が存続をかけて生き抜いている現実を書いているからです。
承知のうえ、お読みください。
私が経験した「創業」というリアルな真実、日本政府や自治体、メディアから得られる情報と、本当の現実から、人生の選択肢の参考になればと思います。
リスクとは
起業したいと考えている人は多い。
しかし、リスクばかり考えて時間だけが過ぎていく。
何をリスクと思うのか?
少子高齢化が加速する未来を、どうやって生き抜くのか?
社会保険料や税金は増加しても、給料や賞与が増えるとは限らない。
終身雇用は無くなり、法人格の企業は生き残るために容赦無く社員をリストラする。
時間の経過と共に全てが変化していく。
本当のリスクは、何もせずにリスクだけを考えていること。
大切なこと
揺るぎない信念。
使命感を持ち貫く覚悟。
失敗を恐れないチャレンジ精神。
即ち「不撓不屈」な創業者になれるのか?
中途半端な思いなら「起業」したいなどと夢のようなことは考えない方がよい。
簡単に自分を変えることは不可能。
「時は金なり」、時間の無駄。
環境や状況の変化によって生まれ変われるチャンスがある。
そのためには自分で「運命を切り開く」必要がある。
これも中途半端な人には難しい。
他力本願
与えられた環境と仕事から、今まで通りの生き方を続けること。
変化していく環境に流されて、他者に不平不満を言いながら生きる。
今までと何も変わらない人生、これこそが安定した人生と錯覚しながら
「他力本願」になっている事すらも気付けない人生。
起業するための「リスク」だけを考える人は、起業しない方が良い。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
プロフィール
合同会社ジーフロッグ
代表社員 木村 賢嗣
富士通株式会社へ新卒入社後、日本初の銀行ATM搭載タッチパネル設計に従事(スマホのタッチパネルなど現代に欠かせない礎を築く)、世界初となるプラズマディスプレイ設計に従事。その後、セイコーエプソンにおいて、USB2.0規格に準拠したスキャナーの組み込みソフトウェア開発に従事。リーマンショックの影響により建築業界へ転職、飛び込み営業として営業スキルを習得。
日本の人口減少という課題にミャンマー人材と共に解決に取り組み、ミャンマー発展のために寄与することを経営理念として、2018年3月に合同会社ジーフロッグを設立、CEOに就任。
30年以上のエンジニア経験と過去の実績を活かしたイノベーターとして、ミャンマーと日本の新しい未来を創造するため活動している。
Webサイト:合同会社ジーフロッグ
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