ララ・コンシェルジュ~女性起業家STORY~

第47回

自由奔放なペルー人との結婚、そして離婚… だから今の私がある!

サポートプラス社会保険労務士事務所  長橋 知世

 

このコラムは、どん底を経験した女性がなぜ起業に至ったか、そして今何のために、どんな思いで働いているのかを、サポートプラス社会保険労務士事務所の代表を務める長橋知世がインタビューしていきます。

今回のゲストは、心と身体から脳神経にアプローチする臨床心理士の石川 裕子(いしかわゆうこ)さんです。心と身体から脳神経にアプローチする臨床心理士の石川 裕子さん

お仕事について教えてください

脳神経に「心」からアプローチする心理学の講座、

そして、もうひとつ、「フェルデンクライスメソッド」を使った「身体」からアプローチするグループレッスンと個別レッスンの講座を開催しています。

その人のなりたい自分、理想の身体を実現していくお手伝いをしています。

考え方や習慣、行動パターン、動きや姿勢を、脳神経にアプローチして、皆さんのお悩みを解決へと導いていきます。


サルサダンスの先駆者とのことですが、その出会いは?

高校卒業後、地元の愛媛からCAになるために東京の短大に進みます。

結果、身長という抗うことのできない要因からCAにはなることはできずその悔しさは、アメリカの大学に留学するという形に変化します。

いまでも英語はしゃべれないのですが、持ち前のバイタリティで卒業することができました。

アメリカの大学で勉強したスペイン語が好きになり今度はスペインに留学します。

ここで、サルサという音楽に出会います。

帰国後、富士通でSEとして働いていたとき、職場の先輩に連れていかれたキューバレストランをきっかけにサルサダンスの魅力にはまります。

ちょうど、長野オリンピックの開催と重なり、ラテンの方が大勢来日していました。

いつでもどこでも楽しそうに踊る彼ら。

当時サルサを踊る日本人はごく僅かです。

この楽しさを伝えたい、仲間を増やしたいと思いサルサを教え始めました。

いつのまにか多くの生徒さんを抱え六本木でスタジオを借りるまでになり、SEは辞めることになります。


心理学を学ぶきっかけは?

サルサが縁で、ペルー人の方と結婚しましたが、女性に対してとてもフリーな人で、生徒さん達に手を出す人でした。

この事実を知った時、自分が世界で一番に不幸な人だと思い、精神的に追い込まれていきます。

友人からカラーセラピーを受けたことをきっかけに、「脳の取り扱い説明書」と言われるNLPという心理学を学び、更に大学院に入り改めて心理学を学び始めます。

そして、心と身体の関係を神経的・生理的指標を活用してもっと研究したいと考えた私は博士号を取得します。

サルサを教えるのは辞めていましたが、心理学を使った企業研修や講師業と並行して踊りはしっかりと続け、どうやったら上手に踊ることができるのかを、自分の身体にいつも問うていました。

その時に、フェルデンクライスというメソッドに出会います。


「フェルデンクライス」とは?

フェルデンクライスは、身体の心理学。

「動くマインドフルネス」NLPという心理学の身体バージョンとも言われています。

身体の心地よい動きを探索し、より自然で質の高い動きと機能を身につけ、その結果、心と身体の双方にわたって無駄な緊張が解きほぐされ、持てる能力を充分に発揮することが可能になります。

今まで学んできた心理学とは違う…これを学んだことで、私自身が変わりました。

今、それらを教えることが生業となっています。


石川さんが意識していることは?

私は学ぶことが好きです。

仕事の中で学んでいけるというのは、とても幸せなこと。

人に教えるということが最も良い学びであると知っています。

自分の成長の仕方を知っている人は、それだけ早く成長することができるからです。


私の仕事は、クライアントに自分自身をしっかりと理解してもらうことです。

自分自身を好きになって、自分のやりたいことをして、人生を楽しむ。

そして、他者とも良い関係を築き、互いの絆を深めてほしい。


私のテーマは「楽しい」。

サルサが教えてくれたこと。

みんなと楽しく笑って過ごすということは、とても素敵なこと。

みんなの「楽しい」が増えて、多くの人が笑顔になっていくのを見るのが大好き。

笑顔にあふれた中で、私は人生を歩んでいきたいのです。




【心と身体から脳神経にアプローチする臨床心理士 石川裕子さんのプロフィール】

絆ラボ 代表
絆ラボでは、「企業」や「個々のお客様」に心理学を活用して、脳・心・身体の使い方を改善し、関係良好化を図るサービスを提供しております。
個別カウンセリングや集合講座など、あなたの状況や希望にあったスタイルで、コ ミュニケーション改善の第一歩を踏み出すことが可能です。



今回インタビューした石川裕子さんのことをもっと知りたい方は、こちら女性起業家デジタルBookをご覧ください
心と身体から脳神経にアプローチする臨床心理士 絆ラボ 代表 石川裕子さん


 

プロフィール

【インタビュアー】
サポートプラス社会保険労務士事務所
セカンドキャリアの女性コミュニティ「ララ・コンシェルジュ」
アラフィフ女性に特化した人材紹介「ララ・ワーク」
代表 長橋 知世

静岡県立沼津東高校卒
立教大学社会学部観光学科卒

一般企業、商業高校の教員として勤務したのち、出産を機に退職し家庭に入る。

2児の子育てが終わってから、社会保険労務士資格を取得。

2018年に横浜で社労士事務所の開業に至る。

40代50代女性がもっと社会で活躍すべきと、セカンドキャリアの女性コミュニティを立ち上げ、一年でメンバー100名とする。

主婦はキャリアだと認められる社会を目指し、アラフィフ女性に特化した人材紹介業を立ち上げ、企業とのマッチングを進めている。

Webサイト:サポートプラス社会保険労務士事務所
      セカンドキャリアの女性コミュニティ「ララ・コンシェルジュ

セカンドキャリアの女性コミュニティ「ララ・コンシェルジュ」とは、人生経験を積み、さまざまなキャリアを経験した女性の第二の人生を応援していくコミュニティです。

ビジネスセミナーや食事会、交流会など、プライベートを楽しみながらビジネスをひろげていくための機会を提供しています。

自己成長できる場、仲間づくり、協業できる環境であり、女性の新しい生き方を承認し、これから社会に踏み出す女性にエールを送りたいと思っています。

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