ララ・コンシェルジュ~女性起業家STORY~

第9回

36才、アロマセラピストへの人生の決断

サポートプラス社会保険労務士事務所  長橋 知世

 

このコラムは、どん底を経験した女性がなぜ起業に至ったか、そして今何のために、どんな思いで働いているのかを、サポートプラス社会保険労務士事務所の代表を務める長橋知世がインタビューしていきます。今回のゲストは、アロマセラピスト 江波戸綾子(えばと あやこ)さんです。

アロマセラピスト 江波戸綾子さん

アロマセラピストとしてどんな活動をされてますか?

アロマセラピストとして、2009年から活動しています。

2016年に独立して、自分のサロンを開きました。

現在、千葉県松戸市と市川市に3つのサロンがあります。


アロマセラピストとなったきっかけは何ですか?

この仕事に就く前は、アパレルのデザイナーをしていました。

仕事自体はとても楽しかったのですが、とにかく人間関係の最悪な職場でした。

そのストレスから、会社の玄関をくぐることができなくなり、鉛筆も持てない…。

そして、過呼吸をおこし…。精神も肉体もボロボロになっていきました。

強い精神的な不安から、病院にかかることになりました。

帰りには、もちろん、薬をもらいました。

でも、私は薬を飲むのがとても嫌い。

知る限り、薬を飲んで病気が完治した人が周りにいなかったのです。

私は薬を飲むことを拒否して、薬に頼らない治療法を探しまくりました。

そこで出会ったのが、アロマでした。

とりあえずと思い、そのアロマサロンに通い始めると、みるみる回復していきます。

三か月もすると、かなり体調も回復。半年で、ほぼ、以前の私に。

でも、通うことはやめませんでした。

すると、どんどんと気力や体力が充実し、元気が有り余るほどに。

会社はすでに辞めてしまっていたので、何かをせねばと考える日々が続きます。

アパレルは大好きだけど、不安しかない。

一生の仕事としてできること、独立できることはなんだろう…。

導かれた答えはあたりまえのことでした。

私が純粋に好きだと思えること。それは、このアロマ。

36才、人生の決断でした。


アロマサロンへの転職は順調でしたか?

30代半ばの転職は、時間との戦い。

早く経験を積みたいという思いから、とにかく忙しいアロマサロンを修行先に選びました。

そうしたら、願いが叶って、ぜんぜん休ませてくれない(泣)。

おまけに、頑張ってしまう性分から、めでたく腱鞘炎になったこともありました…(笑)。


目の前のお客さんが私の神様だとしたら、どんな施術をしたら喜んでくれるだろう…指名が取れていなかった時期にいつも考えていました。

「私を丁寧に扱ってくれてありがとう」

お客さんを神様と思って対応していたら、こんなことを言われ始めました。

いつのまにか、私はこのサロンでの指名NO.1になっていました。


そのサロンでマネジメント職を任されるまでになるのですが、それは施術の時間が減ることを意味していました。

お客さんと直接関わる施術がしたいという思いから独立を決意しました。


アロマセラピストとして叶えたい思いとは?

私の施術中に、涙を流す人が何人もいます。

痛いとかではありません。

優しさに触れずに生きている人、生きてきた人がホントに多い。

私のセラピーは、身体だけではない、こころに響くセラピー。


私自身、不幸をいっぱい見てきたから、幸せの価値を人一倍感じることができます。

自分を大切にする気持ちと気付き。

この先の人生の楽しみ。

昔のキズを癒して、これから前に進んでいく力。

それが幸せ。


お客さんは私から健康を手に入れて帰っていきます。

健康は肉体だけではありません。

こころの健康も。


私と、私に縁ある人たちが幸せであること。

みんなが自分を満たしている状況を作りたい。

みんながひとり一人、満足した毎日を送っている、幸せを自分から作り出すことができるような世界、それが私の理想の世界です。



【アロマセラピスト 江波戸綾子さんのプロフィール】


アロマリア代表。

ボディメイク、リラックス、疲労回復を1度に体験できるサロンを3店舗運営。

アロマセラピストであり、実は巫女です。年齢性別問わず9000人以上のお客様に施術を提供してきました。その方の体調に合わせた完全オーダーメイドの施術で、パワーレメディ、腸内免疫アロマセラピー、腸活、くびれづくり、50代からの小顔・美肌ケア、70代からの高齢美容が得意です。ご来店をお待ちしております。




今回インタビューした江波戸綾子さんのことをもっと知りたい方は、こちら女性起業家デジタルbookをご覧ください

アロマリア 江波戸綾子さん

 

プロフィール

【インタビュアー】
サポートプラス社会保険労務士事務所
セカンドキャリアの女性コミュニティ「ララ・コンシェルジュ」
アラフィフ女性に特化した人材紹介「ララ・ワーク」
代表 長橋 知世

静岡県立沼津東高校卒
立教大学社会学部観光学科卒

一般企業、商業高校の教員として勤務したのち、出産を機に退職し家庭に入る。

2児の子育てが終わってから、社会保険労務士資格を取得。

2018年に横浜で社労士事務所の開業に至る。

40代50代女性がもっと社会で活躍すべきと、セカンドキャリアの女性コミュニティを立ち上げ、一年でメンバー100名とする。

主婦はキャリアだと認められる社会を目指し、アラフィフ女性に特化した人材紹介業を立ち上げ、企業とのマッチングを進めている。

Webサイト:サポートプラス社会保険労務士事務所
      セカンドキャリアの女性コミュニティ「ララ・コンシェルジュ

セカンドキャリアの女性コミュニティ「ララ・コンシェルジュ」とは、人生経験を積み、さまざまなキャリアを経験した女性の第二の人生を応援していくコミュニティです。

ビジネスセミナーや食事会、交流会など、プライベートを楽しみながらビジネスをひろげていくための機会を提供しています。

自己成長できる場、仲間づくり、協業できる環境であり、女性の新しい生き方を承認し、これから社会に踏み出す女性にエールを送りたいと思っています。

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