第49回
40歳で不動産会社を設立!お客様の人生を豊かにしたい!
サポートプラス社会保険労務士事務所 長橋 知世
このコラムは、どん底を経験した女性がなぜ起業に至ったか、そして今何のために、どんな思いで働いているのかを、サポートプラス社会保険労務士事務所の代表を務める長橋知世がインタビューしていきます。
今回のゲストは、不動産売買仲介 株式会社Enrichlives 代表取締役の大野竹景(おおのちかげ)さんです。
お仕事について教えてください
渋谷区広尾に宅建業者 株式会社Enrich livesを設立し、ご紹介メインの不動産売買仲介業を営んでおります。
得意なエリアは、拠点の広尾をはじめ、六本木、青山、渋谷、代官山、恵比寿、白金、麻布で首都圏を中心に活動しておりますが、昨年は沖縄、福岡のマンションの売却に携わったりもしました。
「不動産の価値を見極める––––」
そして、その不動産が一番高く売れるために最善を尽くします。
独立しているからこそ業界や会社の都合ではなく、「お客様と本音でお話すること」や「女性目線であること」ができることからお客様は私を選んでくださいます。
不動産業との関わりはあったのですか?
高校卒業後は短大に進学しましたが、このまま社会に出るのは早すぎるという自覚があり、「大学に入り直したい!」と大学受験をし、法学部政治学科に入学しました。
国家公務員を目指し勉強しましたが、残念ながら二次試験で叶わず…。26歳の新卒で法律事務所の登記部門で司法書士の補助者をすることになりました。
そこで初めて不動産業との関わりを持つことになります。決済時などにお会いする不動産業者には、怪しい印象しかなかったのです。 (笑)
そんな中、実家の父が脱サラをして「街の不動産屋」をはじめたのです。私も家族も大反対しましたが、家族が路頭に迷っては困ると私も実家の手伝いをすることに…
当時は賃貸管理、賃貸仲介がメインの仕事でストレスばかり…大家さんにも文句を言われ、入居者にも文句を言われるというクレーム産業だなと感じる仕事でした。
結婚を機に考えるようになったことは?
27歳の時、歳の離れた48歳の会社員の夫と結婚しました。
夫は約15年後に定年を迎えます。つまり、私が40代の前半で、一家の大黒柱をバトンタッチしなければならないだろうなと考えていました。
そんな時、ふと「街の不動産屋」をしている実家のお客様である大家さんの事を思い出します。
大家さんが、商店街で昼間からお酒を飲み、ふらっと実家の不動産屋にやって来ては、「また空室が出たからお願いね~」というだけで、不動産屋が頑張って入居者をいれてくれて、大家さんには賃料が入ってくるようになる。
「世の中には、こんな職業の人がいるんだ!大家さんっていいなぁ。」驚きとともに、当時私もそのようになりたいなと思いました。
32歳の時、宅建の資格を活かして、大手グループ会社の不動産部に転職しました。
この頃、収益物件を手に入れたいと試行錯誤し、結婚時に購入した自宅マンションを売却し数千万円のキャッシュを収益物件に全て投入しました。
こうして、銀行の融資を受けながら、都内に自宅の他、賃貸マンション、戸建てを手にして、総資産を増やすことが出来たんです。
35歳の時に、本業が不動産業の会社に転職します。
お給料は安かったですけど、不動産を持っていたことで、心に余裕がある状態で不動産の売買仲介をど真ん中で経験、勉強させてもらえました。
不動産会社を設立したきっかけは?
不動産の売買仲介の現場では、自社でまとめるため抑制された価格で売られていたり、情報を公開しなかったり、売主側の機会損失がおきていました。
「物件が、一番良い条件で買ってもらえるようにしたい!」という想いから、40歳で株式会社Enrich livesを立ち上げました。
Enrich livesという会社名は、スティーブジョブズが2005年にスタンフォード大学でおこなったスピーチに由来しています。
「お客様は、より幸せでよりよい人生を願っている。商品を売るのではなく、彼らの人生を豊かにしなさい。」
お客様とって最善の選択肢をご提案するという理念からEnrich livesを社名に掲げました。
大野さんが目指していることは?
現在、私は夫と、保育園に通う子ども中心の生活をしています。
2匹の猫もいます。
車でドライブをしたり、プールに行ったり…家族との時間を心から大切にしています。
不動産は、あまり手をかけなくても収益を生んでくれるので、妊娠、出産の時も不安なく過ごせました。転職の時も安心でした。
「不動産のために働くのではなく、不動産を利用して、その先の人生を豊かに–––」
人生の幸せ、その先の豊かさ。
お客様の豊かな生活、その先の実りある人生を見据えたご提案をしていきたいと思っております。
【不動産売買仲介 大野竹景さんのプロフィール】
株式会社Enrich lives 代表取締役
Enrich livesは、プライベートな不動産コンシェルジュとして、不動産を通じて、その先のお客様の豊かな生活、実りある人生を見据えたご提案をいたします。
ご紹介いただいたお客様一人一人を大切に、 人生に幾度か訪れる不動産との出会いが最善となるよう尽力します。
今回インタビューした大野竹景さんのことをもっと知りたい方は、こちら女性起業家デジタルBookをご覧ください
不動産売買仲介 株式会社Enrich lives 代表取締役 大野竹景さん
プロフィール
【インタビュアー】
サポートプラス社会保険労務士事務所
セカンドキャリアの女性コミュニティ「ララ・コンシェルジュ」
アラフィフ女性に特化した人材紹介「ララ・ワーク」
代表 長橋 知世
静岡県立沼津東高校卒
立教大学社会学部観光学科卒
一般企業、商業高校の教員として勤務したのち、出産を機に退職し家庭に入る。
2児の子育てが終わってから、社会保険労務士資格を取得。
2018年に横浜で社労士事務所の開業に至る。
40代50代女性がもっと社会で活躍すべきと、セカンドキャリアの女性コミュニティを立ち上げ、一年でメンバー100名とする。
主婦はキャリアだと認められる社会を目指し、アラフィフ女性に特化した人材紹介業を立ち上げ、企業とのマッチングを進めている。
Webサイト:サポートプラス社会保険労務士事務所
セカンドキャリアの女性コミュニティ「ララ・コンシェルジュ」
主婦の就職支援「ララワーク」
セカンドキャリアの女性コミュニティ「ララ・コンシェルジュ」とは、人生経験を積み、さまざまなキャリアを経験した女性の第二の人生を応援していくコミュニティです。
ビジネスセミナーや食事会、交流会など、プライベートを楽しみながらビジネスをひろげていくための機会を提供しています。
自己成長できる場、仲間づくり、協業できる環境であり、女性の新しい生き方を承認し、これから社会に踏み出す女性にエールを送りたいと思っています。
◆ララ・コンシェルジュについてはこちらから
・女性起業家デジタルbook
・ポットキャスト:え?わたしも働ける?人生薔薇色ラジオ
・YouTube:「ララ・コンシェルジュ」チャンネル
・インスタグラム :ララ・コンシェルジュ
・Facebook:ララ・コンシェルジュ
・公式ライン:ララ・コンシェルジュ
主婦はキャリア!
ララワークは、40代からの女性の再就職を応援します。
その方に合った就職先を一緒に探し、就職後もフォローアップします。
子育てがひと段落した主婦の方が、当たり前に活躍する社会を目指します!
◆ララワークについてはこちらから
・公式ライン:主婦の就職支援「ララワーク」
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