ララ・コンシェルジュ~女性起業家STORY~

第58回

フラメンコに注力した人生…40歳で出産を経て臓活ヨガインストラクターへ

サポートプラス社会保険労務士事務所  長橋 知世

 

このコラムは、どん底を経験した女性がなぜ起業に至ったか、そして今何のために、どんな思いで働いているのかを、サポートプラス社会保険労務士事務所の代表を務める長橋知世がインタビューしていきます。

今回のゲストは、臓活ヨガインストラクターの梅澤万紀子(うめざわまきこ)さんです。


お仕事について教えてください

臓活ヨガインストラクターをしています。現在はオンラインで月曜日から土曜日まで毎朝15分、シンプルな体操をお伝えしています。

運動の習慣化ってわかっちゃいるけどなかなか続かないのでみんなでやろう!!がコンセプト!

目的は、骨格と内臓のリセットです。


「臓活ヨガ」とは?

内臓のおうちである骨格を整えお腹を意識して動かすことで、カラダ本来の働きができるようにリセットしていきます。

目指すのは、毎日歯を磨くようにカラダのケアも習慣になること。

通常のヨガよりも動きはシンプルです。

長時間同じ姿勢でいることで血流が滞り、カラダは冷えて代謝が落ち、猫背によって内臓を圧迫。そのため病院に行くほどじゃないけれど、なんとなく体調が悪いという自律神経のバランスを崩されている方がとても多いのです。

でも今更スマホやパソコン、オンライン、便利な生活を辞めましょうというのは現実的ではありません。

新しい時代には新しいリセット習慣が必要です。

1日の始まりに歯を磨くレベルでカラダを動かすことで、血流が良くなり、酸素が体内をめぐり、内臓が本来の位置に戻り、カラダ本来の働きができるようにリセットしていきます。

カラダが元気になり、本来の自分が持っているエネルギーを使えるようになると、やる気が出て前向きになります。

新しい行動をする勇気も出てきて本気で人生を楽しむことができ、運気がどんどん上がります。

動けることは当たり前ではないことに感謝して自分を大切にしていく習慣を!

毎日15分、コツコツ続けていくことでカラダはどんどん変わっていきます。


フラメンコ歴25年、講師もされていたのですね

自転車にも乗れない運動音痴な私が20歳でフラメンコを始め、いつの間にか舞台やお店で踊り、お教室でレッスンをするようになります。

フラメンコが生活の全てでした。

けれど、正しいカラダの使い方が分からずカラダを痛めてしまいます。

力任せに足を床に打ち付ける動きのため、足はいつも痛かったし、回転するのが苦手な私は何時間も回る練習をしてその動きで腸腰筋を痛めて歩けなくなったこともありました。

そんな時、アフリカとスペインでフラメンコギターのギタリストとして活躍してきた日本人の方と出会い、日本人とスペイン人のカラダの動かし方の違い、力の入れ方や抜き方など、たくさんの事を教えてもらいました。

いままでケガ続きだったのが、うそのようにケガをしなくなり、カラダの痛みもなくなっていきました。

カラダの動かし方ひとつで、こんなにも変わるんだということを実感します。

今、私の芯になっている「動くカラダ」の考え方は、ここから始まりました。


臓活ヨガインストラクターを始めたきっかけは?

40歳で出産します。

臨月まで踊り、産後3か月でフラメンコにも復帰するほどカラダは元気になっていました。

託児サービスのあるヨガスタジオでインストラクターの資格を取得し、フラメンコのレッスンと並行してヨガスタジオでも健康をお伝えする立場になりました。

けれど、その後、家庭の事情ですべての活動を辞めることになり、今まで頑張ってきたことをすべて失い鬱に…。

そんな時、妊娠中にマタニティヨガでお世話になっていた先生に誘っていただいた臓活ヨガを体験し、これなら私でもお伝えできると、認定インストラクターになりました。

もともとレッスンをしていたヨガスタジオで臓活ヨガのリアルレッスンを始めますが、すぐにコロナの影響でスタジオは閉店してしまいます。

臓活ヨガの魅力を多くの方に伝えようと、オンラインレッスン45分コースの募集を開始します…が、誰も来ない…。

45分オンラインで体操するのは長いのかも…。

オンラインにちょうどいいのは「毎日、早朝、15分」のコツコツだったのです。


梅澤さんが大切にしている想いとは?

私の強みは簡単な表現で健康をお伝えすること、カラダの勉強が大好きなこと。

出産した時に生命の神秘を感じ、「この子を守るために」と学び始めました。

カラダが動くのも元気でいられるのも当たり前ではなく、しかもカラダは生まれてから亡くなるまで取り換えることはできません。

いつまでも人生を楽しめるカラダでありたいから大切に感謝していきたいと思います

まずは自分を満たさないと大切な人を幸せにすることはできません!

毎日コツコツがとても大事であることを教えてくれたフラメンコと、大きな気づきを与えてくれた息子に感謝しています。



【臓活ヨガインストラクター 梅澤万紀子さんのプロフィール】 

第1回・第3回CAFフラメンココンクールファイナリスト。
出産を機に予防医学を学び2017年エキスパートファスティングマイスター資格取得。
その後臓活ヨガアカデミー認定インストラクター、臓活セラピーセラピストとして活動。
人生を楽しめる体づくりを目指す。



今回インタビューした梅澤万紀子さんのことをもっと知りたい方は、こちら女性起業家デジタルBookをご覧ください
臓活ヨガインストラクター 梅澤万紀子さん

 

プロフィール

【インタビュアー】
サポートプラス社会保険労務士事務所
セカンドキャリアの女性コミュニティ「ララ・コンシェルジュ」
アラフィフ女性に特化した人材紹介「ララ・ワーク」
代表 長橋 知世

静岡県立沼津東高校卒
立教大学社会学部観光学科卒

一般企業、商業高校の教員として勤務したのち、出産を機に退職し家庭に入る。

2児の子育てが終わってから、社会保険労務士資格を取得。

2018年に横浜で社労士事務所の開業に至る。

40代50代女性がもっと社会で活躍すべきと、セカンドキャリアの女性コミュニティを立ち上げ、一年でメンバー100名とする。

主婦はキャリアだと認められる社会を目指し、アラフィフ女性に特化した人材紹介業を立ち上げ、企業とのマッチングを進めている。

Webサイト:サポートプラス社会保険労務士事務所
      セカンドキャリアの女性コミュニティ「ララ・コンシェルジュ」
      主婦の就職支援「ララワーク

セカンドキャリアの女性コミュニティ「ララ・コンシェルジュ」とは、人生経験を積み、さまざまなキャリアを経験した女性の第二の人生を応援していくコミュニティです。

ビジネスセミナーや食事会、交流会など、プライベートを楽しみながらビジネスをひろげていくための機会を提供しています。

自己成長できる場、仲間づくり、協業できる環境であり、女性の新しい生き方を承認し、これから社会に踏み出す女性にエールを送りたいと思っています。

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ララワークは、40代からの女性の再就職を応援します。
その方に合った就職先を一緒に探し、就職後もフォローアップします。
子育てがひと段落した主婦の方が、当たり前に活躍する社会を目指します!

◆ララワークについてはこちらから

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 ・公式ライン:主婦の就職支援「ララワーク」

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