第16回
離婚を決意した時、子供のために定年のない職業が必要だった…
サポートプラス社会保険労務士事務所 長橋 知世
このコラムは、どん底を経験した女性がなぜ起業に至ったか、そして今何のために、どんな思いで働いているのかを、サポートプラス社会保険労務士事務所の代表を務める長橋知世がインタビューしていきます。今回のゲストは、 社会保険労務士 松本亜希子(まつもとあきこ)さんです。
お仕事について教えてください
松本社会保険労務士事務所を開業しています。
現在、社会保険労務士として、企業がより良い経営に向かうために、労務相談やその手続き業務などをしています。
また、健康経営エキスパートアドバイザーを取得、「人は財産=人財」を指針とし、企業が人を大事にする経営の普及や支援を行っています。
なぜ社会保険労務士を目指したのですか?
定年に関係のない仕事をする必然性からでした。
離婚を決意した時、私は専業主婦で5才と2才の子供がいました。
子供の送り迎えなどもあり、仕事は近所で探すしかなく、建設系の会社で事務の仕事を見つけましたが、高齢での出産だったこともあり、年齢を考えると定年という言葉が気になり始めます。
「定年のない職業に…」私の進む道は、この問題の解決からはじまりました。
専業主婦になる前、会社の総務部で働いていて、仕事の延長線で社会保険労務士の勉強をしていたこと、再就職した建設系の会社の顧問社労士の方がたまたま引退することとなり、人事の業務を引き継ぐことになったこと、私は社会保険労務士になることを決意します。
仕事と子育てをしながら社会保険労務士の資格取得のための勉強がそこから始まりました。
仕事と子育てと試験勉強、どのように両立されましたか?
時間がない中、ひたすらに勉強をしていました。
フルタイムで働いたあと、子供を迎えに行って、ご飯を作って、お風呂に入れ、寝かしつけるころには21時を過ぎます。私も疲れて、いっしょに寝てしまいます。AM2:00の目覚ましのアラームから、母親にもどる朝6時までの4時間が私の勉強時間でした。
日曜日は、勉強時間をつくるチャンスです。
子供を公園に連れて行って遊ばせておき、公園のベンチに座り、遊ぶ子供たちを遠目で見ながらスマホで勉強をしました。寒い中、スマホ操作のために先端を破った手袋をして勉強をしていたことを思い出します。
勉強を始めたのは、上の子が保育園の年長の時でした。
その子が3年生になった時、私は社会保険労務士になることができました。
松本さんが社会保険労務士として大切にしていることは?
子供の寝息を聞きながら勉強をしている時も、社労士として働くことのモチベーションにも、私自身の「健康」がとても大切であることは身に染みていました。
会社に対して私が提案できることも、それを実践することも、そして、しっかりと結果が出ることも、まずは、関わる人が「健康」であることが基本になってきます。
こんな私の経験が、「健康経営」という会社の体質が大切であるという想いに繋がっていきます。
企業さんの悩みや不安は、ピンポイントではなく、その周辺にまで広がっていて、ひとつの悩みを解決することだけでは、経営者の悩みは解決しません。
孤独な経営者は、相談する人がいないことが多い。小さなグチから、会社の経営の悩みにつながることもあります。
視野の広さが私の強みです。
経営者とともに、問題を紐解いていきます。答えは私ではなく、経営者の中にあります。それを、本人が導き出していく…その手伝いをするのが、この仕事です。
この仕事の醍醐味であり、私の最も得意とするところです。
松本さんがお仕事を通じて叶えたい思いとは?
幸せな世の中を作ることが私のビジョンです。
ほとんどの人が働いていて、それが人生の大きな部分をしめていて、考えたり、悩んだり、分からなくなったり。
その中で、私が関われることがあったり、何かお手伝いできることがあったら嬉しい。
離婚を経験した時…
私に明るい未来はあるのだろうかと思っていた。
今は、必ず、みんなにあると思っている。
【社会保険労務士 松本亜希子さんのプロフィール】
松本社会保険労務士事務所 代表
建設業界で約10年間総務の仕事に携わってきました。その後社会保険労務士資格を取得し、東京都台東区にて開業いたしました。
相談しやすさ・迅速な手続きをモットーに、手続業務だけでなく、貴社が成長できる仕組みづくりを、心を込めてご提案いたします。
今回インタビューした松本亜希子さんのことをもっと知りたい方は、こちら女性起業家デジタルBookをご覧ください
社会保険労務士 松本社会保険労務士事務所 代表 松本亜希子さん
プロフィール
【インタビュアー】
サポートプラス社会保険労務士事務所
セカンドキャリアの女性コミュニティ「ララ・コンシェルジュ」
アラフィフ女性に特化した人材紹介「ララ・ワーク」
代表 長橋 知世
静岡県立沼津東高校卒
立教大学社会学部観光学科卒
一般企業、商業高校の教員として勤務したのち、出産を機に退職し家庭に入る。
2児の子育てが終わってから、社会保険労務士資格を取得。
2018年に横浜で社労士事務所の開業に至る。
40代50代女性がもっと社会で活躍すべきと、セカンドキャリアの女性コミュニティを立ち上げ、一年でメンバー100名とする。
主婦はキャリアだと認められる社会を目指し、アラフィフ女性に特化した人材紹介業を立ち上げ、企業とのマッチングを進めている。
Webサイト:サポートプラス社会保険労務士事務所
セカンドキャリアの女性コミュニティ「ララ・コンシェルジュ」
セカンドキャリアの女性コミュニティ「ララ・コンシェルジュ」とは、人生経験を積み、さまざまなキャリアを経験した女性の第二の人生を応援していくコミュニティです。
ビジネスセミナーや食事会、交流会など、プライベートを楽しみながらビジネスをひろげていくための機会を提供しています。
自己成長できる場、仲間づくり、協業できる環境であり、女性の新しい生き方を承認し、これから社会に踏み出す女性にエールを送りたいと思っています。
◆ララコンシェルジュについてはこちらから
・女性起業家デジタルbook
・ポットキャスト:え?わたしも働ける?人生薔薇色ラジオ
・YouTube:「ララ・コンシェルジュ」チャンネル
・インスタグラム :ララ・コンシェルジュ
・Facebook:ララ・コンシェルジュ
・公式ライン:ララ・コンシェルジュ
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