第10回
主婦からリハビリメイクの講師へ…
サポートプラス社会保険労務士事務所 長橋 知世
このコラムは、どん底を経験した女性がなぜ起業に至ったか、そして今何のために、どんな思いで働いているのかを、サポートプラス社会保険労務士事務所の代表を務める長橋知世がインタビューしていきます。今回のゲストは、見た目↑向上コンサルタント ココロメイク 石井昌代(いしいまさよ)さんです。
見た目向上コンサルタントとはどのようなお仕事ですか?
現在、私は、見た目向上コンサルタントとして、メイクとファッションを教えています。
その人が自信をもつことができる見た目を手にいれてもらうことで、人生を輝かせることが、私の仕事です。
リハビリメイクを習得されたきっかけは?
主婦として子育てが一段落したころでした。顏に湿疹ができて、気持ちがとても滅入ってしまったときに「リハビリメイク」というメイク手法に出会います。
「リハビリメイク」というのは、傷跡やアザなどを、目立たなくして、社会に不安なく踏み出すことができるメイクのこと。
お洒落やファッションのためのメイクではなく、ココロから元気になれるメイクです。
自分と同じような人を救いたいという想いからスクールに通い、講師の資格を取得し、カルチャースクールや、イベントなどでの講師活動を始めます。
人は、「見た目」というものに、とても影響されています。相手に対してもですが、それ以上に自分に対してです。
髪を1センチ切っただけで、明日の仕事が楽しくなる。上手に眉が描けただけで、人に会いたくなる…そんな感情の変化、簡単に言えば、「人の元気」は、その人の持っている魅力の表現から始まります。
アパレル業界で15年間、服飾の仕事をしていたことから、「見た目」が大事ということを意識はしていましたが、それは「飾る」ということで人を変えることでした。
このリハビリメイクを学んだこと、そして、講師として多くの人の悩みを聞いてきたことで、飾ることの前に、その人自身が持っているオンリーワンの「魅力」を引き出していくことが大切であることを知りました。
大切であるという理由…それは、その人の人生にまで関わることだからです。
どのようなお客様が石井さんに相談されるのですか?
だんだんと出てくるお肌の悩みを解消するリハビリメイクには、40代以降の方のお客さんが多く来られます。メイクをしながらの雑談のなかで、年代的に、若いころとは体型が変わってしまって…なんていう話題もでてきます。
アパレル経験からの具体的なアドバイスがとても喜ばれます。
ビジネスパートナーに、「コンサルのような恰好で来てほしい」と頼まれた男性からの依頼で、スーツの購入に同行したことがあります。その人のビジネスを表すファッションは、お客さんからの見た目も上がりますが、本人のモチベーションにも影響します。その男性は、いつも以上の結果を残せたそうです。
アドバイスをした婚活中の40代の女性からも、自信をもって、男性と会えますという言葉をもらいました。
男性、女性に限らず、メイクとファッションをセットにした「見た目の向上」によって、プライベートからビジネスまで、人は元気を取り戻し、良い結果へと繋げることができます。
石井さんが目指されていることは?
わたしのメイクは、肌を飾るメイクではなく、肌を輝かせるメイク。
そのひとを輝かせるメイク。
ファッションも同じ考え方。
私のような仕事をしている人にお願いすると、着られない服を選ばれてしまうという話をよく聞きます。
ちゃんと着てもらえる服を選ぶ。自分では気が付いていない魅力を引き出す服。
私の大切にしている服の選び方です。
テレビの企画のように、ガラっと印象を変えるのは簡単。
そのひとの毎日が、いままでよりも素敵にならないと意味がない。
だからこそ、私はやってあげるのではなく、その技術を教えて、その人の生活の一部にしてもらいたい。一度覚えてしまえば一生使えるメイク。
じわーっと生活に入り込むファッション&メイク。
すごく変わったではなく、ゆっくりと変化していくその人とその人の人生。
お客さんに喜んでもらえるように、仕事をしようといつも強く思っています。
人が輝く、元気になる、前向きになる社会をつくることがわたしの夢です。
【見た目向上コンサルタント 石井昌代さんのプロフィール】
ココロメイク代表
あなたはもっと、美しく素敵になれる。「最大限自分の可能性を引き出せる」そんな魔法みたいなメソッドがあるなら知りたいと思いませんか?!
コスメは沢山持ってるけど、使いこなせていない。正しい使い方がわかっていない。
そんなあなたへ、メイク&美しく輝くレッスンを行っています。
美肌づくり、老けない、キレイ見え、コスメ選び、ファッションまで神テク、神アイテムを教えます。
今回インタビューした石井昌代さんのことをもっと知りたい方は、こちら女性起業家デジタルbookをご覧ください
プロフィール
【インタビュアー】
サポートプラス社会保険労務士事務所
セカンドキャリアの女性コミュニティ「ララ・コンシェルジュ」
アラフィフ女性に特化した人材紹介「ララ・ワーク」
代表 長橋 知世
静岡県立沼津東高校卒
立教大学社会学部観光学科卒
一般企業、商業高校の教員として勤務したのち、出産を機に退職し家庭に入る。
2児の子育てが終わってから、社会保険労務士資格を取得。
2018年に横浜で社労士事務所の開業に至る。
40代50代女性がもっと社会で活躍すべきと、セカンドキャリアの女性コミュニティを立ち上げ、一年でメンバー100名とする。
主婦はキャリアだと認められる社会を目指し、アラフィフ女性に特化した人材紹介業を立ち上げ、企業とのマッチングを進めている。
Webサイト:サポートプラス社会保険労務士事務所
セカンドキャリアの女性コミュニティ「ララ・コンシェルジュ」
セカンドキャリアの女性コミュニティ「ララ・コンシェルジュ」とは、人生経験を積み、さまざまなキャリアを経験した女性の第二の人生を応援していくコミュニティです。
ビジネスセミナーや食事会、交流会など、プライベートを楽しみながらビジネスをひろげていくための機会を提供しています。
自己成長できる場、仲間づくり、協業できる環境であり、女性の新しい生き方を承認し、これから社会に踏み出す女性にエールを送りたいと思っています。
◆ララコンシェルジュについてはこちらから
・女性起業家デジタルbook
・ポットキャスト:え?わたしも働ける?人生薔薇色ラジオ
・YouTube:「ララ・コンシェルジュ」チャンネル
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・公式ライン:ララ・コンシェルジュ
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