ララ・コンシェルジュ~女性起業家STORY~

第36回

昔飼っていた犬や猫に導かれ、どうぶつ心理療法士に…

サポートプラス社会保険労務士事務所  長橋 知世

 

このコラムは、どん底を経験した女性がなぜ起業に至ったか、そして今何のために、どんな思いで働いているのかを、サポートプラス社会保険労務士事務所の代表を務める長橋知世がインタビューしていきます。

今回のゲストは、どうぶつ心理療法士の高橋純子(たかはしじゅんこ)さんです。

どうぶつ心理療法士の高橋純子さん

どうぶつ心理療法とは?

どうぶつ心理療法はオリジナルレイキヒーリングとアニマルコミュニケーションを掛け合わせた療法です。

私は日本発祥の伝統療法で、人や動物にもっとも効果的な自然エネルギーを利用したヒーリング手当法臼井式「霊気」(レイキ)と、自身が開発したヒーリングを掛け合わせて、どうぶつ専用のオリジナルレイキヒーリング療法を開発しました。

ペットと心を通わせて、その感情やエネルギーを解析することで、ペットの心身のバランスを整えて問題行動の改善や、病気に対しての自己治癒力・自然治癒力の向上を行っています。

そして、もう一つ、どうぶつ通訳(アニマルコミュニケーション)と言っているのですが、一緒に暮らしているペット、亡くなってしまったペット、両方とも通訳いたします。

今、元気で一緒に暮らしているペットはもちろん、亡くなったペットの想いや飼い主さんに伝えたいと思っている事を聞き、飼い主さんにお伝えします。


どうぶつ心理療法士を目指すきっかけは?

家族みんな、動物が大好きで、いつも動物がたくさんいる家でした。

子供の頃は「獣医になりたい」と考えていましたが、生まれつき色が分からないという障害があり、医療系の仕事は無理なんだとあきらめてしまいました。

成長して普通に企業に就職した私は、仕事で気分が落ち込むことがあり気分転換に夜の散歩に出ました。

歩いていると、昔飼っていた犬や猫たちが現れます…そう、もうこの世にはいないはずの私の友達。

その友達が、仕事でエネルギーを使いすぎて、疲れ果てていた私に言うのです。

「もう私たちのような動物を助ける仕事をしよう。動物たちを幸せにして!」

実は私の家は霊能力が高い家系で、家の中で何かが見えてしまう経験は、私にも姉達にもよくありました。

この出来事がきっかけになり、私はペットセラピーなど動物に関する勉強を始め、私の持っている能力と、臼井式レイキヒーリングを元に動物専用のオリジナルレイキヒーリング療法を開発しました。


どのようなお客様から依頼がありましたか?

ある飼い主さんから「飼ってる犬がおもちゃを噛んでいて、そのまま食べてしまうことがあって心配」というご相談を受けました。

その犬になぜ食べてしまうのかを聞いてみると「ずっと噛んでて思わず飲み込んじゃうことがあるの」と話してくれました。

この問題行動はその犬特有の癖で、オリジナルレイキヒーリングで心のトラウマの除去を行い、またアニマルコミュニケーションをしておもちゃを食べることはいけないことという事を犬に理解してもらいました。


とても太っている猫を飼っている飼い主さんがご相談に来られました。

その子はお腹をなめすぎて、お腹の毛がなくなっていました。

早速、猫に訊いてみるのと同時にボディチェックを行いました

その猫は自分で太っていることを気にしていて「お腹をなめたら、お肉がなくなる、身体が軽くなる!」と考えていたんです。

そして「ママ(飼い主)は、いつもかわいいって言いながらチュールをくれるの、だから、うれしくて食べちゃう」って。

その猫に、お腹のお肉はなめても無くならないこと、おやつ(チュール)はたくさん食べると太るからご飯をいっぱい食べるようにすること、それから走ったりして身体を動かすと軽くなることを伝えました。

その猫は、それからおやつ(チュール)はいっさい食べなくなり、ご飯を食べてお部屋の中を走りまわり、ダイエットも順調だそうです。


どうぶつ心理療法はペットと飼い主さんの信頼関係を深くします。

すべての飼い主さんは、「この子はなにを考えてるんだろう?」と思います。

私は、その答えを聞いて、飼い主さんに伝えることができるので、お互いに安心感が生まれます。ペットの問題行動や病気の要因がわかれば、それに対する施術ができ、病気も改善に向かいますし、病気にもかかりにくくなります。


高橋さんが目指していることは?

私は日々、動物と会話をします。

お客様の猫も、町中で飛んでる鳥も、散歩中の犬も、とにかくどんな話をしているのかを聞いたり、問いかけたりします。

この方法は、私のオリジナルで私にしかできません。

日々鍛錬して、スキルアップをしています。


動物と人間が共に愛で溢れる世界を創っていきたい。

そして私はそこにずっと携わっていきたい。

動物と人間が共鳴して幸せになる世の中を創っていきたい。

共存は一方通行じゃない。

人からだけでなく、動物からだけでもない愛情を伝えていきたい。

ホントに幸せな愛情を互いに伝えあう…

そんな懸け橋に自分がなっていければと思っています。



【どうぶつ心理療法士 高橋純子さんのプロフィール】

幼少期の私は、動物たちに囲まれてお話をしている時が一番楽しかったこと、いつもそばにいて助けてくれていたこと、そしてその愛あふれる時間が幸せだったことを思い出し、また動物たちとの特別な絆があることに気がつきました。
これからは動物たちが幸せになるお手伝いがしたいと思い、どうぶつ心理療法士になることを決意しました。
そしてペットケアアドバイザー、ペットセラピストなどの資格を習得。動物に関する知識を日々研鑽し、現在は愛猫のフォルとの会話を重ねて楽しみながら、ペットの幸せを追及しています。




今回インタビューした高橋純子さんのことをもっと知りたい方は、こちら女性起業家デジタルBookをご覧ください

どうぶつ心理療法士 高橋純子さん


 

プロフィール

【インタビュアー】
サポートプラス社会保険労務士事務所
セカンドキャリアの女性コミュニティ「ララ・コンシェルジュ」
アラフィフ女性に特化した人材紹介「ララ・ワーク」
代表 長橋 知世

静岡県立沼津東高校卒
立教大学社会学部観光学科卒

一般企業、商業高校の教員として勤務したのち、出産を機に退職し家庭に入る。

2児の子育てが終わってから、社会保険労務士資格を取得。

2018年に横浜で社労士事務所の開業に至る。

40代50代女性がもっと社会で活躍すべきと、セカンドキャリアの女性コミュニティを立ち上げ、一年でメンバー100名とする。

主婦はキャリアだと認められる社会を目指し、アラフィフ女性に特化した人材紹介業を立ち上げ、企業とのマッチングを進めている。

Webサイト:サポートプラス社会保険労務士事務所
      セカンドキャリアの女性コミュニティ「ララ・コンシェルジュ

セカンドキャリアの女性コミュニティ「ララ・コンシェルジュ」とは、人生経験を積み、さまざまなキャリアを経験した女性の第二の人生を応援していくコミュニティです。

ビジネスセミナーや食事会、交流会など、プライベートを楽しみながらビジネスをひろげていくための機会を提供しています。

自己成長できる場、仲間づくり、協業できる環境であり、女性の新しい生き方を承認し、これから社会に踏み出す女性にエールを送りたいと思っています。

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