ネット販売で成功するためのノウハウ

第31回

ネット通販ビジネスで、稼げるターゲットは45歳以上。その対策は何か?

ネット通販の魔術師合同会社  杉本 幸雄

 
本コラムの管理運営者が主催しているビジネスコンテスト「革新ビジネスアワード2016」(イノベーションズアイ、会員1万社超)の、ゴールドスポンサーに、弊社 ネット通販の魔術師合同会社は就任しています。


ネット販売事業者へのコンサルテーションを行っていて、経験的に判っている事であり、
データの裏付けもあることです。


ネット通販で、あなたが儲けたければ、
そのターゲットは「40代後半からシニア層」にするべきです。
その背景は、当然のことながら、可処分所得が多いからです。また、いわゆるバブル期を体験している、この世代は、30代以下と比べて、圧倒的に消費に積極的という点があります。


それでは、40代後半からシニア層から、あなたの商品やサービスを買ってもらうためには、どんな点に注力する方が良いと、あなたは考えますか。


価格重視、流行重視、実利重視という視点のうち、
この世代で、しかもあなたを儲けさせてくれるターゲット層の多くは、「実利重視」です。



ですので、まず最初に抑えておきたい点は、「品質」は良くて当たり前ということです。
よく、巷には「高品質、安全」ということを訴求している製品がありますが、これでは買われません。なぜなら、当たり前だからです。


このターゲット層には、品質は良くて、その上で大切なことは、

「わかりやすい」ことが必要です。


「わかりやすい」とは、あなたにとって、とても抽象的な言葉かも知れませんが、
具体的には、「高品質をわかりやすく、体感できること」が購入後に必要です。
そこで、私がお勧めするのは「効果や高品質を、目で見て確認できる」ように仕掛けを施すことです。
これは、一朝一夕には実践できない難解さがありますが、ここを突破できれば、口コミが拡散し、リピート客が増大して、大ヒット商品となっていきます。


そして、購入前の「わかりやすさ」も、当然必要です。
これは、多岐に渡ります。当該webページへアクセスしやすいという誘客をすることは、見込み客にとっては、そのページにわかりやすくリーチできると言えます。
また、商品説明がわかりやすい、画像がわかりやすい、決済がわかりやすい、問い合わせがわかりやすい、などの「わかりやすさ」です。


理論や理屈ではなくて、「感情」を重視して下さい。
頭がいい理論的な社長に限って、消費者は理論的に、買い物をしていると勘違いをしがちですので。




 

<プロフィール>

ネット通販の魔術師
杉本幸雄(すぎもと・ゆきお)


大企業お断りのネット通販コンサルタント、起業家支援コンサルタント
昭和44年1月生まれ。小さな会社のビジネスモデルの仕組みを策定する事を得意としている。
【必ず儲かる鉄板公式】売上=商品×(集客+接客)を考案し、自らのコンサルティング指導では、商品企画・集客活動・接客活動と最適な価格戦略とターゲッティングなどのマーケティングを総合的に指南する点が、他のwebコンサルタントや広告営業会社とは大きく異なる。
これまで、自らが起業家に対してコンサルティング指導を行い、110億円の売り上げ作りに関与し、中でも楽天市場では、総合1位、ダイエット1位、健康1位、コスメ1位、食品1位などの実績は度々。
他にクライアント独自のドメインショップの売り上げを30倍にするなどの実績もある。
コンサル指導を行った、83.6%のクライアントが、それぞれの目標を達成している(平成26年2月在)。


Webサイト:ネット通販の魔術師合同会社

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