「教育で起業する」という生き方―協会ビジネス

第41回

お金だけを基準にしない時代

一般社団法人ベストライフアカデミー  前田 出

 
「お金」をたくさん持っている人よりも
「評価」が高い人の方が
「影響力」を持ちます。

企業がたくさん「お金」を使った広告よりも
「評価」の高い個人の投稿が
「影響力」を持ちます。

私たちは、
第3の波、
情報革命で何を失うのか?

そして、
何を獲得するのか?

第一の波、
農業革命は
私たちから「自由」を奪いました。

獲物を求めて、
好きな場所に住み、
好きな食べ物を食べ、
好きな事をして暮らしていた生活をなくしました。

しかし、
いつ飢え死にするかわからない狩猟時代には
誰も、戻ろうとは言いませんでした。

第2の波、
産業革命は
私たちから「安定」を奪いました。

毎年、決まった収穫、
先祖から受け継いだ土地、
一緒に農耕をする固定の仲間。

しかし、
誰も、身分制度に縛られ、貧乏な生活をしていた
農耕時代に戻ろうとは言いませんでした。

第3の波、
情報革命は
私たちから何を奪い、
何を獲得するのでしょう?

私は、
「お金」ですべてを評価する基準を
失うと思います。

そして、
個人が情報を発することで、
価値観の合うコミュニティーを
バーチャルで作り、
地域、国を超えて
リアルで交流する力を得ます。

2000年までは
すべての価値を
「お金」で評価しました。

大きな家に住みたい。
格好良い車に乗りたい。
ブランドのファッションを身に付けたい。
お金を持っている人が
全ての憧れのモノを
手に入れることが出来ました。

しかし、
これからは
大きな家、格好良い車、ブランド品よりも
節電できる、エコロジーで
自分らしいファッションを好みます。

そして、
その価値観が合う人間を認め合い、
「評価」します。

「お金」だけを基準にしない社会が、
もうすぐやってきます。

誰が、
何を考え、
何をやっているか?

その人の「行動」を
「評価」する時代です。

「お金」をたくさん持っている人よりも
「評価」が高い人の方が
「影響力」を持ちます。

企業がたくさん「お金」を使った広告よりも
「評価」の高い個人の投稿が
「影響力」を持ちます。

新しい基準に気が付いた人が、
次の時代をリードして行きます。

「評価」は
一朝一夕では作れません。

毎日、毎日の積み重ねが
「評価」につながります。

さあ、
今日も楽しく生きましょう。
 

前田出(マエダ イズル)

一般社団法人 生涯学習認定機構 代表理事

女性起業支援として、「好きを仕事に!」をテーマに公益財団法人 日本生涯学習協議会(所管:内閣府)の監修・認定で「認定講師」を作る講座を開講。

楽習フォーラム
13年間で47,000名の「認定講師」を養成。

2007年よりビジネス業界に「新・家元制度」を提唱。
ダイヤモンド社より、一気に業界NO1になる「新・家元制度」顧客獲得の仕組みを出版。
「学び」を「仕組み」に変える新・家元制度 (アチーブメント出版 )

神田昌典氏と開催した「インストラクター事業構築セミナー」は63万円の高額なセミナーにも関わらず210社の応募。神田昌典氏をして「今までの優良ビジネスが、幼稚に思えてしまう。」と言わしめるビジネスモデルを構築。著名な著者達がインストラクター事業に参入し、教育事業を自社のビジネスに導入。

5年間で70協会の設立に関わり、12協会が年商1億円超えを達成。
2020年までに年商1億円の協会、200団体を目指す。小椋佳氏から曲をもらい、アマチュア劇団ヤングゼネレーションのプロデュース&キャストとして、日本で初めてアマチュアミュージカル全国講演を行い、10万人を動員。
サントリー地域文化賞を受賞。

その動員力と企画力を見込まれ、知事、市長、町長、衆参議院選挙等15選挙をプロデュース。マニフェスト選挙のさきがけを作る。

20年間、毎週月曜日に、和歌山から東京へ飛行機通勤。
2地域居住の利点を生かそうと和歌山の海、山、川でヨット、農業、カヌー等を実践する「元気なオヤジ倶楽部」を立ち上げ、地方の活性化プランとして団塊世代のオジサンたちを「先生」にするプロジェクトを構築。

経済産業省サービス産業創出支援事業(観光・集客交流サービス分野)に採択される。

東京FM傘下のミュージックバードで全国63のコミュニティーFMで「0から1を生む力」のパーソナリティーとして、毎週日曜日に放送。

新・家元制度 前田出オフィシャルサイト 

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