第4回
ヤンゴンの交通事情は?
合同会社ジーフロッグ 木村 賢嗣
インフラの整備が進められていますが信号機や街灯が少ないことに驚きます。
警察も大変な状況です。
ヤンゴン市内の中心でも場所によっては、街灯が少ないため夜は注意が必要です。
ヤンゴン名物として「渋滞」があります。
時間通りに移動することが難しい状態です。
庶民の足はバスとタクシー
路線バスはヤンゴン市内一律料金 200チャット(約14円)です!
空港バスは 500チャット(約35円)、市内中心に向かうルートが
2つ(Pyay Roard, Kabar Aye Pagoda Roard)あります。
お釣りはありませんので、お金を準備してから乗車します。
停留所の案内はありませんし、素早く降りないと降りられなくなります。
お客が降りることを待つという考えはありません。
タクシーは、City TaxiとGrabがあります。
ナンバープレートは「赤」が商用車です。「黒」は自家用車です。
Grab は行先指定の定額ですが割高です。
City Taxi は交渉して金額を決めますが、外国人は必ずボラれますしミャンマー語しか話せないドライバーがほとんどです。
選ぶポイントは、エアコンを使っている車や綺麗に手入れしている車が良いです。
お釣りを渡したくないドライバーが多いため、お釣りの無いように払いましょう。
8月のヤンゴン出張で空港からホテルまで約6,000チャット(約420円)のところを、10,000チャットと言われ高すぎるため他を探そうとしたら、若いドライバーが 7,000チャット(約590円)と言ってきましたので即OK!
こんな感じで、相場を把握してタクシーを上手に使いましょう。
ちなみに、私は英語もミャンマー語も一切話せません!
ヤンゴンのバイク!?
ヤンゴンではバイクが禁止されているため、他の東南アジアと少し雰囲気が違います。但し、郊外ではバイクが走っていますが…
大型トラックは?
大型トラックは市内走行禁止で走行可能な道路と時間が決められています。
サイカー!?
サイカーと呼ばれる自転車サイドカーも活躍しています。
機会があれば乗ってみたいと思っています。
鉄道は今後・・・
ヤンゴンには環状鉄道が整備されており、日本の山手線と同じようなイメージです。
鉄道の利用は、まだまだこれからの状況です。
時刻表はあってないような物。
http://gfrog-llc.com/MyanmarGallery.html
ヤンゴンは人よりも「車」が優先
信号機が青色で横断歩道を歩いていても、車がクラクションを鳴らしながら突っ込んできますよ!
信号の色は関係ないですね。。。
最後まで、お読みいただきありがとうございました。
プロフィール
合同会社ジーフロッグ
代表社員 木村 賢嗣
富士通株式会社へ新卒入社後、日本初の銀行ATM搭載タッチパネル設計に従事(スマホのタッチパネルなど現代に欠かせない礎を築く)、世界初となるプラズマディスプレイ設計に従事。その後、セイコーエプソンにおいて、USB2.0規格に準拠したスキャナーの組み込みソフトウェア開発に従事。リーマンショックの影響により建築業界へ転職、飛び込み営業として営業スキルを習得。
日本の人口減少という課題にミャンマー人材と共に解決に取り組み、ミャンマー発展のために寄与することを経営理念として、2018年3月に合同会社ジーフロッグを設立、CEOに就任。
30年以上のエンジニア経験と過去の実績を活かしたイノベーターとして、ミャンマーと日本の新しい未来を創造するため活動している。
Webサイト:合同会社ジーフロッグ