第9回
何が起きている!?ミャンマー
合同会社ジーフロッグ 木村 賢嗣
一般的な発展途上国のイメージは治安が悪い、危険、経済の混乱、詐欺、スリ、置引き、不衛生、難民、自然災害などにより、「行きたくない」と思っている人が多いようです。
発展途上国のミャンマーは、知らない人にとって、どのようなイメージの国なのでしょうか?
最大都市ヤンゴン!
先進国と変わらない
・高級ホテル
・高級デパート
・ベンツ、BMW などのディーラー
・コンビニ
・ケンタッキー
・100円ショップ(現地では100円ではありませんが・・・)
など、進出と建設ラッシュで活気に満ち溢れています。
ボーリング場、映画館、遊園地、カラオケなどの娯楽施設もあります。
ボーリングでサンダル? (・∀・)
後ろのピン、ちゃんとセットされてるのかしら? (´・ω・)
ヤンゴンは約700万人の最大都市で、首都と勘違いしている人も多いようです。
人気があるものは?
・日本食の巻寿司が人気
具材は違いますがローカルマーケットでも、巻寿司が売られています。
・カフェが大好き
ヤンゴンには多くのカフェがあり、多くの人で賑わっています。
・買い物が大好き
ちょっとした物を衝動買いすることが多いようです。
中間層の所得が増えてきているため若者を中心に購買意欲が高くなっています。
・食べることが大好き
「ブタ串」など道端の露店で、ちょいちょい食べ歩きます。
これが、美味しくて安いんですが・・・
・韓国のドラマや歌、化粧品が人気
多くの若者にとって、韓国は人気の国になっています。
旅行が大ブーム!
少しでも余裕があれば週末に各地へ遊びに行っています。
銀行への不信感が根強く、貯金を考える人が少いようです。
昭和時代、日本も旅行ブームで家庭には「ペナント」や「木彫の熊」など、ありま
せんでしたか?
まさに同じ状況になっています。
ミャンマーには手付かずの自然豊かな美しいビーチがたくさんあります。
しかし泳げない人が多いと言われています。
授業で水泳を教えている学校が少ないことも原因になっているようです。
学びに貪欲?
何かを習得して少しでも高い給料を獲得したいと考えている人が多くいます。
平日早朝や夜、休日など私立学校(塾など)や職業訓練校で勉強する人が多くなっています。
昨年の秋から日本語学校が爆発的に増えており、日本で働きたいと願う人が増加しています。
学ぶ意欲のある人は多くても、指導者が少いため偏った内容の学校が目立ちます。
発展途上国にとって教育は大切です!
逆行する進化?
これからテレビの時代?
昨年末から民間放送が始まり、夏からはテレビショッピングが人気になっているようです。
最近では停電も減ってきましたが、家電製品はこれから本格的に普及が始まります。
携帯電話の普及率は、100% を超えていると言われています。
家庭でのパソコンとインターネットは、これから普及していきます。
(左上:床屋の店舗名は「カイゼン」?)
(左下:大人気の鶏料理チェーン店)
(右:ラーメン店)
ヤンゴンは治安も良く、先進国のような高級施設があります。
旅行と学ぶことが好きな人が多く、若さ溢れる活気に満ちた国、それがミャンマーです。
G-Frog & G-Ocean だからこそ、多くの皆さんに興味を持って頂ける現地のリアルな情報を
ピンポイントで提供することが可能です。
激動する政治と経済、今、ミャンマーを知ることの意味を感じて頂けたらと考えています。
最後まで、お読みいただきありがとうございました。
プロフィール
合同会社ジーフロッグ
代表社員 木村 賢嗣
富士通株式会社へ新卒入社後、日本初の銀行ATM搭載タッチパネル設計に従事(スマホのタッチパネルなど現代に欠かせない礎を築く)、世界初となるプラズマディスプレイ設計に従事。その後、セイコーエプソンにおいて、USB2.0規格に準拠したスキャナーの組み込みソフトウェア開発に従事。リーマンショックの影響により建築業界へ転職、飛び込み営業として営業スキルを習得。
日本の人口減少という課題にミャンマー人材と共に解決に取り組み、ミャンマー発展のために寄与することを経営理念として、2018年3月に合同会社ジーフロッグを設立、CEOに就任。
30年以上のエンジニア経験と過去の実績を活かしたイノベーターとして、ミャンマーと日本の新しい未来を創造するため活動している。
Webサイト:合同会社ジーフロッグ