第10回
「自分らしく生きる人」を増やしたい!
一般社団法人 大人のインフルエンサー協会 秋山 剛
「自分らしく生きる人」を増やしたい!
そう自分が強く思うきっかけがありました。
1つ目は、「父親の自殺」です。
20年以上勤めた会社をクビになり酒におぼれ、最後は自ら命を絶ちました。
そんな父親に対して、
自ら命を絶って逃げるなんて最低な親だとなかなか向き合えませんでした。
自分は「生きる意味がない」「いない方がいい」
「辛い」「苦しい」そんな思いに苦しんだと思います。
自ら命を絶った父に、息子の自分にもっと何かできることがなかったのか?
「生きる」ということ「命」について本当に考えさせられました。
2つ目は、「高校中退」
僕自身、高校2年で父親になり高校を中退して働き出しました。
何も考えずに17歳で家族を養うため社会にでましたが、ハローワークに行っても「学歴不問」の求人票しか自分の選択肢に入らず、肉体労働の現場仕事を転々としているときに、同級生が楽しそうに高校生を送っている姿をみて、羨ましさと、情けなさで涙がでてきたのを忘れません。
自分って何なんだろう。。人と比べて落ち込んで。。情けない父親だ。。
落ち込んだり、なにもできない自分にもがいた時間は、多かったと思います。
3つ目は、「17歳で父親になる決断」
高校2年でデキ婚で父親になる決断。
子供が生まれた時に自然と浮かび上がった強い想い。
「子供に憧れられる親になる!若い親でも子供のもった夢は制限なく応援する!」
転職を繰り返してた時も、いつも支えになっていたのは家族の存在でした。
情けないくらい、へこんで家に帰った時も子供の笑顔をみて「頑張らないと!」と踏ん張って前向きに生きていくことができました。
人生で一番嬉しかったことがあります。
それは成人した息子から「俺、父さんのこと尊敬してる。」
その言葉に自然と涙が溢れました。
がむしゃらに生きてきた背中を子供たちはみてくれていたんだ、という気持ちと同時に、
自ら命を絶った父もきっと、僕が生まれた時、「子供の夢を応援したい!尊敬される父親になりたい!」同じような気持ちだったんだろうな。。
振り返ると、僕が幼少期、酔っ払いながら、笑顔でおもちゃを買ってきてくれてる映像が、記憶に思い出されました。
同時に、お父さんに愛されてたんだな。
「いまのままの自分で最高の自分なんだ」という気持ちに溢れてきたのを実感しました。
いま、人生もがいている若い世代にも伝えたい!
「可能性しかないし!いまのままの自分で最高の自分なんだ! 」って伝えたい!
人生をかけて、「自分らしく生きる人」を増やしたい!
日本の未来を子供達の未来を明るくしていきたいと思っています!今日も自分らしく生きていきましょう!
※写真は、母校を含め、中学校、でキャリア教育の授業を10校以上担当しました。
プロフィール
一般社団法人 大人のインフルエンサー協会
代表理事 秋山 剛
1976年大阪生まれ。18歳で父親になり、仕事をしながらプロボクサーも経験。
電気工事会社、ボクシングジム、結婚相談所の異なる事業で様々な集客・採用方法を試行錯誤し、各事業で億単位の売上をあげる。
コロナ禍で業績が最悪の状況に転ずるなか、オンライン事業、TikTokを開始。売上ゼロの状態から半年で年商1億円の事業を構築、すべてSNSで集客。企業経営者、起業家6000名以上に SNS集客、ブランディング、SNS採用を支援。SNS運用の書籍4冊出版。現在は、厚生労働省管轄 認定訓練校として中小企業のSNS採用担当者育成のための「SNS採用プランナー」認定研修を実施。若者が自分らしく活躍できる社会づくりに取り組んでいる。
【著書】
Webサイト:一般社団法人 大人のインフルエンサー協会
- 第14回 電気屋日本トップクラスの「X採用」
- 第13回 若者採用ができるSNS採用の運用手順
- 第12回 年間500名以上の圧倒的な応募数を集める採用手法!
- 第11回 電気工事士YouTuberにインタビュー
- 第10回 「自分らしく生きる人」を増やしたい!
- 第9回 「メディア取材400件」広報のプロが語るSNSの必要性!
- 第8回 士業やコンサル業も「SNS採用」支援ができるようになれば!
- 第7回 17歳高校2年で子供ができ中退。職業選択の幅がとても狭まった
- 第6回 3000人の学生が殺到した! TikTok ✕ LINE採用法とは?
- 第5回 日本の採用を変えるかもしれないSNS「LinkedIn」
- 第4回 中小企業こそSNSを活用すべき理由
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