多言語化を制するものがグローバル化を制する

第26回

通訳サービス、使ったことありますか?:通訳者が分かるように話す

WIPジャパン株式会社  上田 輝彦

 

通訳者は、発言の内容を理解して初めて、正しく円滑な通訳をすることができます。英語をはじめ欧州言語には日本語にみられない次のような特徴があります。「主語を省略しない」「それは単数(一つ)なのか、複数(二つ以上)なのか」「その人は男性なのか、女性なのか」等です。正確で正しい日本語で話すことで、より効果的に通訳者に内容を伝えられます。

できれば発言する内容をレジュメやメモにまとめておくとよいでしょう。発言原稿を使用する場合は必ず通訳者に提供してください。逐次通訳の場合、発言を1、2分間程度で区切りましょう。あまり短いと何が言いたいのか伝わりませんし、あまり長いと日本語の分からない聞き手が退屈してしまいます。


PCかスマホさえあれば、世界どこでも通訳が可能。
「予訳」 https://www.yoyaq.org/



 

WIPジャパン株式会社
代表取締役会長 上田輝彦(うえだ てるひこ)

福井・兼業農家出身。中・高では卓球選手。数学・世界史・世界地理を愛好。上智大学(法学部)在学中、欧州各国や中国等を跋渉、その後、住友銀行(大阪)、英国ケンブリッジ大学大学院留学(歴史学部)を経てWIP創業。オリンピック関連調査を端緒として、多言語および海外市場を対象にした事業のみに特化し現在に至る。「グローバルビジネスほど面白いものはない」が信条。

一般社団法人クールジャパン協議会 専務理事


Webサイト:WIPジャパン株式会社

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