多言語化を制するものがグローバル化を制する

第37回

世界の英語: お国なまり事情(アイルランド編)

WIPジャパン株式会社  上田 輝彦

 

世界の英語
お国なまり事情(アイルランド編)

元々アメリカはアイルランドからの移民が多かったこともあり、今の米語発音の基礎は彼らの影響を受けています。アイルランドの公用語はゲール語で、実は英語は第2公用語(でも、もちろん日常的に使われているのは英語)。特徴はr独特の巻き舌で少し引き伸ばす感じと、tやkの音に関しクリアな歯切れのよさ。

会話では、Grand!(いいね)、Absolutely(超~!)、Beautiful!(素晴らしい)はアイルランドにおける頻出用語。街中で何度も耳にすることでしょう。彼らの話す英語にはゲール語の影響や名残が見られ、ゲール語のFeasgar mhath(こんにちは、こんばんは)も覚えておきましょうね。



 

WIPジャパン株式会社
代表取締役会長 上田輝彦(うえだ てるひこ)

福井・兼業農家出身。中・高では卓球選手。数学・世界史・世界地理を愛好。上智大学(法学部)在学中、欧州各国や中国等を跋渉、その後、住友銀行(大阪)、英国ケンブリッジ大学大学院留学(歴史学部)を経てWIP創業。オリンピック関連調査を端緒として、多言語および海外市場を対象にした事業のみに特化し現在に至る。「グローバルビジネスほど面白いものはない」が信条。

一般社団法人クールジャパン協議会 専務理事


Webサイト:WIPジャパン株式会社

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