多言語化を制するものがグローバル化を制する

第42回

世界の英語: お国なまり事情(英国・ウェールズ編)

WIPジャパン株式会社  上田 輝彦

 

世界の英語
お国なまり事情(英国・ウェールズ編)

イングランドと全く異なる文化をもつウェールズ。ケルトの特色を色濃く残し,その言語も英語と全く違います。誇り高きウェールズ人の中にはイングランドに反感を持つものも多く,しばしば旅行者が無頓着にも英国を「England」なんて言うと,「違う,Britainだ」という返事が返ってきます。

ウェールズの全住民が英語を話しますが、ウェールズ語を話せるのはウェールズ全人口の2割程度で、日常的にウェールズ語を使用しているのは1割程度。ウェールズ人が話す英語の特徴は、すごく巻き舌で発音する「R」がはっきりと聞き取れるところです。

ウェールズ語のBore da!(ボレダ・おはよう)、Diolch Fawr(ディヨッホバウル・ありがとう)、Sut mae?(シュマイ・元気?)も覚えておきましょうね。あとは、お勧め映画作品、「Very Annie Mary」、「ウェールズの山」、「Twin Town」でウェールズ訛りの英語を存分お楽しみ下さい。



 

WIPジャパン株式会社
代表取締役会長 上田輝彦(うえだ てるひこ)

福井・兼業農家出身。中・高では卓球選手。数学・世界史・世界地理を愛好。上智大学(法学部)在学中、欧州各国や中国等を跋渉、その後、住友銀行(大阪)、英国ケンブリッジ大学大学院留学(歴史学部)を経てWIP創業。オリンピック関連調査を端緒として、多言語および海外市場を対象にした事業のみに特化し現在に至る。「グローバルビジネスほど面白いものはない」が信条。

一般社団法人クールジャパン協議会 専務理事


Webサイト:WIPジャパン株式会社

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