第78回
世界の商談ミーティング： ニュージーランド （独断と偏見シリーズ）
WIPジャパン株式会社 上田 輝彦
世界の商談ミーティング： ニュージーランド
夏と冬が日本と反対のニュージーランド。そんなニュージーランドでの商談では、非常にオフィシャルなシーンでないかぎり、服装はスマートカジュアルが一般的。男性は襟付きのシャツにスラックス、カジュアルなジャケットを着用すればいいでしょう。女性はワンピースやブラウスとスカート、またはパンツスーツが適しています。
商談では、アイコンタクトが重要視され、会話中に相手の目を見ることが敬意を示す行為とされています。また、言葉の最後に「プリーズ」を付けて丁寧に話す人が非常に多いのが特長です。
マオリの価値観である「マナアキタンガ」（温かいもてなし）や「カイティアキタンガ」（環境を大切にする意識）がニュージーランド全体の文化に根付いているからでしょうか。
また、古いモノを非常に大切に使う倹約精神が半端なく、祖父祖母の代またはそれ以前のご先祖の形見としてモノを大事に使う人が多いです。
驚きなのは、ニュージーランドでは裸足で歩く文化があり、ショッピングセンターでも裸足でいる人がかなり多いこと。この習慣は彼らのフレンドリーでリラックスしたオープンな性格、自然を愛しアウトドア活動を好む傾向を裏付けています。
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WIPジャパン株式会社
代表取締役会長 上田輝彦（うえだ てるひこ）
福井・兼業農家出身。中・高では卓球選手。数学・世界史・世界地理を愛好。上智大学（法学部）在学中、欧州各国や中国等を跋渉、その後、住友銀行（大阪）、英国ケンブリッジ大学大学院留学（歴史学部）を経てWIP創業。オリンピック関連調査を端緒として、多言語および海外市場を対象にした事業のみに特化し現在に至る。「グローバルビジネスほど面白いものはない」が信条。
◆ 一般社団法人クールジャパン協議会 専務理事
Webサイト：WIPジャパン株式会社
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